千葉県

千葉県の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

千葉 観光ガイド

千葉県の観光・旅行 Info

成田山新勝寺(成田市)

歴史ある名刹で心を癒す

成田山新勝寺は、940年に開山された真言宗智山派の大本山で、毎年多くの初詣客でにぎわう有名な寺院です。御本尊の不動明王は厄除けや交通安全のご利益があるとされ、全国から参拝者が訪れます。表参道には風情ある老舗の店が並び、食べ歩きや土産物探しも楽しめます。

鴨川シーワールド(鴨川市)

海の生き物とふれあえる感動体験

鴨川シーワールドは、シャチやイルカの迫力あるパフォーマンスが人気の水族館です。海獣たちとふれあえる体験プログラムや、約800種11,000点の生物展示など見どころ満載。家族連れにもカップルにもおすすめです。

鋸山 日本寺(富津市)

絶景と巨大な石仏に出会う

鋸山にある日本寺は、切り立った岩壁とスリリングな「地獄のぞき」で知られる絶景スポットです。境内には日本最大の石造大仏が鎮座し、荘厳な雰囲気が漂います。ロープウェーやハイキングでもアクセス可能です。

東京ディズニーリゾート(浦安市)

夢と魔法の世界を満喫

千葉県の代表的観光地といえば、やはり東京ディズニーランドと東京ディズニーシー。大人から子どもまで楽しめるアトラクションやショーが充実しており、季節ごとのイベントや限定グッズも魅力的です。時間を忘れて夢のような一日を過ごせます。

館山ファミリーパーク(館山市)

花とレジャーの楽園

館山ファミリーパークは、広大な敷地に季節の花々が咲き誇る癒しのスポットです。ポピーやひまわりなど、年間を通じて様々な花畑が楽しめ、花摘み体験も可能です。また、釣り堀やアーチェリーなど、家族で楽しめるアクティビティも充実しています。

九十九里浜(九十九里町ほか)

雄大な海岸線でリフレッシュ

九十九里浜は全長約66kmの長大な海岸線で、サーフィンや海水浴などマリンレジャーのメッカです。水平線に沈む夕日や波音に包まれる時間は、心身を癒してくれるでしょう。周辺には海産物グルメが楽しめるお店も豊富です。

千葉県のグルメガイド

千葉県の名産品

海の幸から農産物まで豊富な特産物

千葉県は、漁業・農業が盛んな県として知られ、さまざまな名産品があります。特に有名なのは次のとおりです。

落花生:全国生産量の約8割を占める千葉の代表的特産品。殻付きの煎り落花生やバタピーが人気です。
海苔:東京湾や九十九里沿岸で養殖され、風味豊かな焼き海苔や味付け海苔として出荷されています。
びわ:房州(南房総)地域ではびわ栽培が盛んで、初夏には甘くみずみずしい房州びわが市場に並びます。
:船橋市や白井市は梨の産地として有名で、秋には「豊水」や「幸水」などの品種が味わえます。

千葉のローカルフード

地元で親しまれる味を楽しもう

千葉県には、地元で愛されている郷土料理やご当地グルメが多くあります。

なめろう:アジやイワシなどの青魚をたたいて味噌や薬味と混ぜた漁師料理。ご飯に乗せたり、お茶漬けにした「さんが焼き」も人気です。
ホワイト餃子:千葉県野田市発祥の焼き餃子で、丸く厚い皮が特徴。外はカリッと、中はモチモチです。
勝浦タンタンメン:ラー油と玉ねぎたっぷりの醤油ベースのピリ辛ラーメン。冷えた体を温めてくれます。
竹岡式ラーメン:チャーシューの煮汁をスープに使う濃いめのラーメン。乾麺を使用するのが特徴です。

人気のレストラン・飲食店

地元の味を満喫できるお店

千葉県を訪れたらぜひ立ち寄りたい人気飲食店をいくつか紹介します。

ばんや(鋸南町):漁協直営の食事処で、新鮮な魚介を使った海鮮丼や煮魚が人気。週末は行列必至です。
ホワイト餃子本店(野田市):発祥の地で食べる本場のホワイト餃子は絶品。冷凍餃子の販売もあり、お土産にも。
ラーメン松野屋(勝浦市):勝浦タンタンメンの人気店。辛さの中に旨味があるスープが癖になります。
館山中村屋(館山市):創業100年を超える老舗パン屋で、クリームパンが有名。おやつや朝食にもおすすめです。

千葉県のお土産

旅の思い出を持ち帰ろう

千葉県には、地元の特産品を生かしたお土産が数多くあります。

ぴーなっつ最中:ピーナッツ型の最中の中に、落花生あんがたっぷり入った千葉らしい和菓子。ユニークな見た目も人気です。
房総びわゼリー:南房総のびわを丸ごと使った贅沢なゼリーで、冷やして食べると絶品。
落花生バター:千葉県産ピーナッツを使用した濃厚で香ばしいスプレッド。パンやクラッカーにぴったりです。
チーバくんグッズ:千葉県のマスコット「チーバくん」をモチーフにした文房具やお菓子、ぬいぐるみなども子どもに人気。

千葉県の季節の祭り・イベント

千葉県を代表する祭り

歴史と熱気が融合する伝統行事

千葉県では、地域ごとの特色ある祭りが年間を通じて開催され、観光客や地元の人々に親しまれています。中でも特に有名な祭りを紹介します。

成田祇園祭(成田市)
毎年7月に成田山新勝寺の門前町で行われる勇壮な祭り。豪華な山車や屋台が町中を練り歩き、威勢の良い掛け声とともに熱気に包まれます。300年以上の歴史を持ち、関東三大祭りの一つにも数えられます。

佐原の大祭(香取市)
国の重要無形民俗文化財にも指定されている伝統ある祭り。7月の夏祭りと10月の秋祭りの2回開催され、江戸時代の情緒を感じられる町並みに、巨大な山車が繰り出されます。「関東三大山車祭り」の一つ。

勝浦ビッグひな祭り(勝浦市)
2月下旬から3月初旬にかけて開催されるイベントで、市内各所に3万体以上のひな人形が飾られます。石段を利用した巨大なひな壇は圧巻で、写真映えスポットとしても人気です。

季節のイベント

自然と文化を楽しめる年中行事

季節ごとの花や自然を楽しめるイベントも多く、ファミリーやカップルにおすすめです。

房総のむら春まつり(栄町)
伝統的な日本家屋が立ち並ぶ「房総のむら」で開催される春祭り。武者行列や和太鼓演奏、和装体験などが楽しめ、タイムスリップしたような気分になれます。

東京ドイツ村のイルミネーション(袖ケ浦市)
冬季限定で開催される大規模なイルミネーションイベント。広大な敷地を彩る数百万個のLEDが幻想的な景色を作り出し、関東三大イルミネーションにも選ばれています。

音楽・スポーツ・ポップカルチャーイベント

現代的な楽しみも充実

伝統文化に限らず、現代的なイベントも千葉県の魅力の一つです。

ROCK IN JAPAN FESTIVAL(千葉市・千葉ポートパーク)
日本最大級の野外ロックフェス。以前は茨城県で開催されていましたが、現在は千葉市で行われており、全国から音楽ファンが集まります。

幕張メッセでの各種イベント(千葉市美浜区)
アニメ、ゲーム、モーターショー、就職フェアなど、年間を通じてさまざまな大規模イベントが開催される千葉のランドマーク的施設です。

特徴的な文化・風習

房総の豊かな文化と祭礼

千葉県、とくに房総半島は漁師町や農村文化が色濃く残り、地域ごとの独特な伝統行事が多くあります。

おんじゅく伊勢えび祭り(御宿町)
秋に行われる伊勢えびの漁獲を祝う祭り。伊勢えび汁のふるまいや、伊勢えびグルメフェアが楽しめ、海の恵みに感謝する地域文化を体感できます。

大原はだか祭り(いすみ市)
9月に開催される勇壮な神輿(みこし)祭り。裸に近い姿の男たちが神輿を担ぎ、海に入る「汐ふみ」は圧巻の光景です。

千葉県の気温・天候

全体的な気候の特徴

千葉県は温暖湿潤気候に属し、1年を通して比較的温暖で、東京や関東地方の他県と似た気候です。ただし、三方を海に囲まれているため、沿岸部と内陸部では気温差があるのが特徴です。海風の影響で夏は比較的涼しく、冬も極端な冷え込みは少ない地域です。

季節ごとの気候

春(3月〜5月)

春は穏やかな気候が続き、日中は暖かく過ごしやすい季節です。3月はまだ肌寒い日もありますが、4月になると桜の開花とともに春本番を迎えます。5月は新緑が美しく、行楽に最適な気候です。

・3月の平均気温:約10℃
・5月の平均気温:約18〜20℃

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

梅雨の時期は湿度が高く、雨が多くなるのが特徴です。ただし、関東地方全体と比べると千葉は比較的雨量が少なめと言われています。曇りがちの日が続きますが、晴れ間には緑がいっそう美しく映えます。

・6月の平均気温:約22℃
・雨具の携帯がおすすめです。

夏(7月下旬〜9月)

夏は高温多湿ですが、沿岸部では海風の影響で気温が内陸よりも低めになることがあります。猛暑日が続く日もありますが、内陸部(佐倉、成田など)ではより暑く感じられることがあります。

・8月の平均気温:約27〜30℃
・日差しが強く、熱中症対策が必要です。

秋(9月〜11月)

秋は過ごしやすい気候で、観光に非常に適した季節です。9月前半は台風シーズンの影響で雨が多くなることもありますが、10月以降は晴天の日が増え、紅葉も楽しめます。

・10月の平均気温:約18℃
・朝晩は冷え込む日もあり、羽織るものがあると便利です。

冬(12月〜2月)

千葉県の冬は比較的温暖で、関東内でも雪が少ない地域です。太平洋側気候のため晴天の日が多く、日中は陽射しがあれば過ごしやすいことが多いです。ただし、内陸部では氷点下まで冷え込む日もあります。

・1月の平均気温:約6〜8℃
・防寒対策は必要ですが、東京よりやや暖かい傾向です。

雨・台風などの気象的特徴

台風の影響

千葉県は台風の進路にあたることが多く、特に夏から秋にかけて接近・上陸する可能性があります。近年は大規模な台風被害もあり、旅行中の天気予報の確認は重要です。

降水量の傾向

年間を通じての降水量は比較的平均的ですが、梅雨(6月〜7月)と秋の台風シーズン(9月頃)に降水量が集中します。反対に冬は乾燥した晴天が多くなります。

風の強さ

房総半島や九十九里などの沿岸部では海風が強く吹く日が多く、風を遮るものが少ないため、帽子やスカーフは飛ばされないよう注意が必要です。

千葉県へのアクセス

空路でのアクセス

成田国際空港

千葉県には日本の玄関口ともいえる成田国際空港があります。国内線と国際線の両方が利用可能で、多くの国や地域からのアクセスに便利です。

・東京駅から成田空港までは成田エクスプレスで約1時間
・空港第2ビル駅・成田空港駅から京成本線やJR線で県内各地へアクセス可能

羽田空港からのアクセス

羽田空港から千葉県内へもアクセス可能です。京急線・JR・リムジンバスなどを利用すれば、千葉市や幕張メッセ方面へ約1時間程度で到着します。

鉄道でのアクセス

東京駅からの主要ルート

東京駅から千葉県内へは多数の鉄道路線が整備されており、目的地に応じた移動が可能です。

JR総武線快速:東京駅〜千葉駅(約40分)
京葉線:東京駅〜海浜幕張駅(約30分)
成田エクスプレス:東京駅〜成田空港(約60分)
京成本線・成田スカイアクセス線:上野・日暮里〜成田空港(最速約36分)

私鉄・ローカル鉄道

千葉県内には京成電鉄・新京成電鉄・東武アーバンパークライン(野田線)・小湊鉄道・いすみ鉄道など、多彩な私鉄やローカル線も走っています。観光地へのアクセスや風情ある鉄道旅にもおすすめです。

車でのアクセス

高速道路

千葉県へ車でアクセスする場合、首都圏からは東関東自動車道・京葉道路・館山自動車道・東京湾アクアラインなどの高速道路が便利です。

・東京〜千葉市:約40分(京葉道路経由)
・東京〜木更津:約1時間(アクアライン経由)

東京湾アクアライン

東京湾アクアラインは神奈川県川崎市と木更津市を結ぶ海上道路で、東京湾を横断するルートです。「海ほたるパーキングエリア」からの景色は絶景で、ドライブ観光にも最適です。

バスでのアクセス

高速バス・空港リムジンバス

千葉県内各地からは、東京・新宿・横浜など首都圏の主要都市へ向かう高速バスが運行されています。また、空港リムジンバスは成田・羽田両空港から県内の観光地やホテルへ直通でアクセスでき、荷物が多い旅行者にも便利です。

船でのアクセス

東京湾フェリー

神奈川県の久里浜港と千葉県の金谷港を結ぶ東京湾フェリーを利用すると、東京湾を約40分で横断することができます。フェリー内では海風を感じながらのんびりと移動が楽しめます。

千葉県の移動手段

鉄道による移動

JR線

JR東日本の各路線が千葉県内を広くカバーしており、都市間移動に便利です。

総武線(千葉〜東京)
内房線・外房線(房総半島の海岸線を周回)
成田線(成田〜佐原〜銚子)
常磐線(松戸〜柏方面)
京葉線(東京〜海浜幕張〜蘇我)

私鉄

京成電鉄・新京成電鉄・東武アーバンパークライン(旧野田線)などの私鉄も便利です。

京成電鉄:成田・佐倉・船橋・津田沼などを結ぶ路線網
新京成電鉄:松戸〜津田沼間を結ぶローカル鉄道
東武野田線:柏から流山・野田市方面へ

モノレール・特殊鉄道

千葉都市モノレール

千葉都市モノレールは、千葉市内を中心に運行されており、観光地や市街地へのアクセスに便利です。懸垂式モノレールとしては世界最長の営業距離を誇ります。

小湊鉄道・いすみ鉄道

房総半島を走るローカル線で、風情ある車窓風景が人気です。観光列車も運行しており、のんびりとした旅を楽しめます。

バスによる移動

路線バス

千葉県内の各都市・町村では路線バスが充実しており、鉄道の駅から観光地への移動に利用されています。特に郊外や房総半島の海沿いなど、鉄道の便がない地域では重要な交通手段です。

高速バス

幕張・成田空港・木更津・館山などから東京都心・神奈川方面への高速バスも多く運行されています。

車・レンタカー

自家用車・レンタカー

房総半島など、鉄道の便が少ない地域を巡る場合には車やレンタカーが便利です。高速道路や幹線道路が整備されており、ドライブ観光にも適しています。

カーシェアリング

都市部(千葉市、船橋市、柏市など)ではカーシェアサービスも利用可能です。短時間の利用や観光地でのアクセス補助に役立ちます。

自転車・レンタサイクル

レンタサイクル

千葉県内の観光地や道の駅などではレンタサイクルが整備されている場所も多く、特に房総半島の海沿いや里山地域ではサイクリング観光が人気です。

例:南房総市・館山市・銚子市などでは観光案内所にてレンタル可能

タクシー

観光タクシー

観光ルートを巡る観光タクシーも利用可能です。事前予約制で、ドライバーが観光ガイドをしてくれるプランもあります。

千葉県の観光コース

千葉県には海・山・歴史・テーマパークなど、さまざまな観光資源があります。また、東京都や茨城県、神奈川県とのアクセスも良く、周辺地域を組み合わせた観光コースも楽しめます。ここではテーマ別におすすめの観光コースを紹介します。

1泊2日で楽しむ!定番・王道コース

1日目:東京から舞浜〜東京ディズニーリゾート

千葉県といえば東京ディズニーリゾート。朝早くに到着すれば、1日かけてランドかシーをたっぷり楽しめます。夜はオフィシャルホテルや浦安周辺に宿泊。

2日目:成田山新勝寺と成田の町歩き

翌日は成田へ移動し、成田山新勝寺を参拝。参道には鰻料理の名店や土産物店が並び、散策にぴったりです。

海を満喫!南房総ドライブコース(1泊2日)

1日目:木更津〜館山〜野島崎

東京湾アクアラインで木更津へ渡り、三井アウトレットパークや海ほたるPAに立ち寄りながら館山方面へ。館山城野島崎灯台などを巡り、南房総の温泉宿に宿泊。

2日目:鴨川シーワールド〜養老渓谷

朝は鴨川シーワールドでシャチのショーを観覧し、午後は内陸に入り養老渓谷の自然散策や温泉を楽しみます。

半日〜1日で巡る!近場の小旅行コース

コース例:市川・船橋歴史とグルメ巡り

JRや京成で都心からすぐの市川・船橋エリアでは、中山法華経寺市川市東山魁夷記念館を訪ねる文化コースと、ららぽーとTOKYO-BAYふなばしアンデルセン公園で遊ぶレジャーコースが選べます。

コース例:銚子の絶景と海の幸を楽しむ

JR成田線・銚子電鉄を使って、犬吠埼灯台地球の丸く見える丘展望館へ。海鮮グルメも豊富で、銚子漁港では新鮮な魚介が味わえます。

鉄道好き・レトロ好きにおすすめ!ローカル線の旅

小湊鉄道&いすみ鉄道を乗り継ぐ旅

五井駅から出発する小湊鉄道は、菜の花や里山の風景を楽しめるローカル線。上総中野駅でいすみ鉄道に乗り換え、大多喜城やレトロな街並みを散策。鉄道ファンにも人気のコースです。

千葉県と周辺をつなぐ広域観光コース(2泊3日)

1日目:千葉県北西部(幕張・千葉市)

千葉ポートタワー千葉市科学館幕張メッセなど都市観光を満喫。ショッピングやグルメも楽しめます。

2日目:成田〜茨城(鹿島神宮・潮来)

成田から北上し、鹿島神宮潮来あやめ園を観光。水郷エリアでの舟めぐりもおすすめです。

3日目:銚子〜犬吠埼から東京方面へ

太平洋沿いに移動し、銚子電鉄の旅と海の絶景を楽しみながら東京方面に戻るルートです。

千葉県