概要
1971年5月に「千葉県こどもの国」として開園し、後に千葉県レクリエーション都市開発株式会社によって「千葉こどもの国キッズダム」と改名されました。豊かな自然環境を活かし、プール、釣り堀、サイクリングコース、ゴーカート場など、さまざまな施設を提供しています。
また、山倉湖に隣接したこの施設では、水と緑に囲まれた開放的な空間で、安全に楽しめるアトラクションや体験プログラムを通して、家族での素敵な時間を過ごすことができます。
沿革
千葉こどもの国キッズダムは、1971年5月1日に「千葉県こどもの国」として開園しました。ゴーカートや屋内外のローラースケート場、サイクリング、釣り堀、バーベキュー広場、こどもの国鉄道など、多様な施設が整備されていました。しかし、財団法人千葉県福祉ふれあい財団が解散し、2006年9月30日に一時休園となりました。
その後、千葉県レクリエーション都市開発株式会社により2007年に再開され、「千葉こどもの国キッズダム」として新たにスタートしました。
マスコットキャラクター
千葉こどもの国キッズダムのマスコットキャラクターはチッパくんです。愛らしい姿が子どもたちに親しまれています。
施設の紹介
モニュメント
チッパくんの時計塔:音楽とともにからくりが動く時計塔です。特定の時間になると、城が持ち上がり光る仕掛けで、子どもたちに人気のスポットです。
公園施設
無料で利用できる施設も多数あります。例えば、広々とした芝生広場や屋内の遊び場「アソビングビレッジ」、スライダー、プールなどがあり、年齢を問わず楽しむことができます。
アトラクション
園内には有料のアトラクションも豊富です。ゴーカート、ダムダムボール、キッズダムトレインなど、子どもたちが夢中になれるものがたくさん揃っています。
施設ごとの見どころ
国内最長級のゴーカート
こどもたちの憧れであるゴーカートは、国内でも有数の長さを誇る1.5kmの林間コースを走ることができます。小学4年生以上の子どもは講習を受けることで一人で運転することが可能で、運転の楽しさを存分に味わうことができます。
ダムダムボール
ダムダムボールは、大小さまざまなボールが用意されている遊び場です。地面は柔らかいウレタン素材で、安全に遊ぶことができます。らせん状の坂や穴のある地面など、子どもたちが夢中になれる工夫がいっぱい詰まっています。
森のアスレゾーン
森のアスレゾーンは無料で遊べるアスレチックエリアです。ターザンロープやブランコ、すべり台など、思い切り体を動かして遊ぶことができ、子どもたちに大人気です。
アソビングビレッジ
雨の日や暑すぎる日には屋内施設のアソビングビレッジがおすすめです。絵本ライブラリーやボールプール、螺旋状のスパイラルスライダーが設置され、天候に左右されずに遊べる空間です。
その他のアトラクション
その他にも、家族4人で乗れるわくわくサイクリングやローラーリンク、巨大迷路、夏季限定のジャブジャブプールなどがあり、子どもから大人まで楽しめます。芝生広場でのんびり過ごすこともでき、自然の中で1日中遊べる魅力的なスポットです。
伝統文化施設:山倉貝塚
園内には、山倉貝塚という縄文時代中期の遺跡を展示する伝統文化施設があります。貝塚から出土した土器や石器、貝製品などが展示されており、縄文時代の生活を垣間見ることができる貴重な場所です。また、「古代の家」も再現され、古代の暮らしに触れることができます。
レストラン・バーベキュー施設
レストランでは、子どもたちに人気のメニューが豊富に用意されており、テイクアウトも可能です。また、芝生広場で食事を楽しむこともできます。バーベキュー広場もあり、家族や友人とアウトドア気分を味わいながら食事が楽しめます。
バーベキューは予約制で、炭や薪などの燃料の持ち込みは不可ですが、現地で購入できます。自前で食材や調理器具を持参し、アウトドアクッキングを楽しむことができます。
アクセス情報
公共交通機関でのアクセス
小湊鉄道線「海士有木駅」から徒歩約20分、またはJR東日本「八幡宿駅」または「五井駅」から小湊バスで「山倉こどもの国」まで行くことができます。終点の停留所は正門の前に位置しており、アクセスも便利です。
車でのアクセス
東京湾アクアライン・館山自動車道「市原IC」から約15分の距離にあり、駐車場も完備されています(有料)。
まとめ
千葉こどもの国キッズダムは、自然と触れ合いながら子どもたちが安全に楽しめる魅力がたっぷり詰まったレクリエーション施設です。四季折々のイベントや体験プログラムも豊富で、家族での思い出作りにぴったりのスポットです。ぜひ、家族で訪れてみてはいかがでしょうか。