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青葉の森公園

(あおば もり こうえん)

千葉県千葉市中央区に位置する「青葉の森公園」は、53.7ヘクタールの広大な敷地を持つ県立都市公園です。1987年に農林水産省の畜産試験場跡地に開園し、地域住民や観光客にとって貴重な自然と触れ合える場所として愛されています。

この公園はネイチャーゾーン、レクリエーションゾーン、カルチャーゾーン、スポーツゾーンの4つのエリアに分かれており、文化施設やスポーツ施設も併設されています。また、広域避難場所としても指定されており、安全面でも信頼される施設です。

公園の概要

青葉の森公園では、自然鑑賞や散策だけでなく、文化・スポーツの楽しみも提供しています。家族連れが楽しめるエリアや、コンサートやスポーツ大会が開催される文化施設も充実しているため、さまざまな世代の利用者に親しまれています。

歴史

青葉の森公園は1987年(昭和62年)に開園しました。園内には梅や桜が植えられ、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。また、1990年(平成2年)には「彫刻の広場」が設けられ、現在19点の彫刻作品が展示されています。さらに、2023年には新千葉県立図書館の建設計画が進行中で、2029年度の開館が予定されています。

青葉の森公園のゾーン案内

青葉の森公園は以下の4つのゾーンに分かれています。それぞれのゾーンには、特徴的な施設や自然が点在し、訪れる人々にさまざまな体験を提供しています。

ネイチャーゾーン

里の森

「里の森」では、ウメやクヌギなどの樹木が豊富に植えられており、四季折々の自然の変化を楽しむことができます。

はらっぱ

畜産試験場時代の既存林が残されている「はらっぱ」では、見事な大木や自然林が広がり、静かな散策が楽しめます。

レクリエーションゾーン

わんぱく広場

遊具が豊富に設置されている「わんぱく広場」は、子供たちの遊び場として人気があり、芝生の広場では家族でピクニックを楽しむことができます。

中央広場

中央広場は公園の中心に位置し、約2.3ヘクタールの芝生広場が広がっています。早春にはカワズザクラが咲き誇り、訪れる人々を楽しませています。

おはなみ広場

「おはなみ広場」ではソメイヨシノの桜が春に見事な花を咲かせ、多くの花見客で賑わいます。

さくら山

さくら山は園内で最も高い場所にあり、ウコンやギョイコウといった珍しいサクラの品種も見られます。冬には見晴らしがよく、眺望が楽しめます。

カルチャーゾーン

公園センター(森のギャラリー)

都市緑化の広報活動を目的とした「公園センター」では、花や緑に関する展示や相談窓口があります。季節ごとの植物も展示されており、植物好きの方には最適な場所です。

千葉県立中央博物館

「千葉県立中央博物館」では、千葉の自然や歴史に関する展示が行われ、常設展示や特別展示を通じて学ぶことができます。

芸術文化ホール

「芸術文化ホール」では、能楽の鑑賞やコンサート、シンポジウムなど、さまざまな文化イベントが開催されています。地域の文化活動拠点としても利用されています。

スポーツゾーン

青葉の森スポーツプラザ

スポーツプラザには陸上競技場やテニスコート、弓道場などがあり、青少年から高齢者まで幅広い層が利用できます。特に「陸上競技場」では公式大会も開催され、多くのアスリートが集まる場所となっています。

アクセス

青葉の森公園へのアクセス方法は、公共交通機関と自動車が利用できます。

公共交通機関

自動車

京葉道路「松ヶ丘インターチェンジ」から約5~7分の距離にあります。駐車場は3か所あり、普通車は最大600円で利用できます。

まとめ

青葉の森公園は、千葉市の都市部に広がる豊かな緑地として、市民の憩いの場となっています。自然や文化、スポーツが一体となったこの公園は、訪れる人々に安らぎと楽しみを提供し続けています。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

Information

名称
青葉の森公園
(あおば もり こうえん)

千葉市・浦安・幕張

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