JR常磐線の我孫子駅(あびこえき)ホームにある弥生軒(やよいけん)の「唐揚げそば」。その唐揚げそばのボリュームと安さにビックリ!途中下車しても食べたい一品です!
弥生軒は、1928年(昭和3年)4月に創業され、当初は我孫子駅で駅弁を提供していました。1967年には立ち食いそば店の営業が始まり、現在は我孫子駅と天王台駅に合計4店舗を展開しています。
その中でも特に有名なメニューが、「唐揚げそば」です。この一品には巨大な唐揚げが載せられており、そのサイズはなんと幅15センチメートルもあります。
このメニューは1990年前後に始まったもので、唐揚げのサイズは次第に大きくなり、これが人気を博して看板商品となりました。
唐揚げは単品での注文も可能で、夏季を除く季節ならば持ち帰りもできます。平均して1日に1500個から2000個ほど売れています。
店舗スペースから溢れた人が丼を持ってホームで“唐揚げそば”をすする光景は地元の間ではもはや日常。唐揚げそばを目当てにわざわざ当駅を訪れる人もいます。
また、この「唐揚げそば」は鉄道ファンの間では「げんこつそば」とも称されています。
以前は基本的に温かいそば、うどんに唐揚げを組み合わせることしかできませんでしたが、2010年頃からは夏季に限り冷やしのそばやうどんにも唐揚げを組み合わせることができるようになりました。