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上総 出雲大社

(かずさ いずも おおやしろ)

出雲大社 上総教会(かずさ きょうかい)は、千葉県いすみ市苅谷に位置する神社で、地元では通称「上総出雲大社」として親しまれています。
主祭神は「縁結びの神」や「福の神」として名高い大国主大神(おおくにぬし の おおかみ)で、出雲大社の分霊が祀られています。

この神社は信州の諏訪大神より勧請された国吉神社の境内に鎮座しており、国吉神社の宮司が管理を担っています。

歴史

創建の経緯

出雲大社上総分院の歴史は、慶応2年(1866年)に遡ります。当時、作田村の村民であった斧嶽(ふがく)が出雲大社での奉納相撲において功績をあげたことにより、神璽(神の印)を授かりました。これを契機に仮殿を竣功し、分院としての始まりを迎えました。

その後の発展

明治24年(1891年)には神殿が完成し、翌年の明治25年(1892年)に遷宮式が執り行われました。
また、平成26年(2014年)には敷地内の改修が行われ、現在の姿へと整備されています。

神事

出雲大社上総分院では年間を通じてさまざまな神事が執り行われています。

主な行事

さらに、毎月1日には「月次祭(つきなみさい)」が定例行事として開催されています。

境内社

境内には以下の社が併設されています。

アクセス

鉄道でのアクセス

いすみ鉄道国吉駅で下車し、徒歩約10分で到着します。周辺にはのどかな風景が広がり、散策を楽しむのにも最適です。

関連項目

出雲大社上総分院は、全国に点在する出雲大社の分院・分祠と深い関係があります。いくつかの代表的な関連施設を以下に挙げます。

まとめ

出雲大社上総分院は、縁結びの神としての信仰を集め、地域の人々や訪れる観光客にとって特別な存在です。
歴史ある神社での祈願や祭事への参加を通じて、心豊かなひとときをお過ごしください。

Information

名称
上総 出雲大社
(かずさ いずも おおやしろ)

鴨川・勝浦

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