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道の駅 保田小学校

(ほた しょうがっこう)

道の駅 保田小学校は、千葉県安房郡鋸南町に位置し、廃校となった小学校を再利用したユニークな施設です。2014年に閉校となった保田小学校が、2015年12月に道の駅として生まれ変わりました。校舎や体育館、教室の面影を残しつつ、マルシェやレストラン、宿泊施設、温浴施設を兼ね備えた都市交流拠点として、多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。

特徴的な施設

道の駅 保田小学校は、かつての校舎や体育館をリノベーションした施設が魅力です。旧校舎の1階には飲食店や観光案内所、2階には宿泊施設「学びの宿」が設置されており、体育館は地元産品が並ぶマルシェとして利用されています。

里山市場「きょなん楽市」

体育館を改装したマルシェでは、地元の新鮮な野菜や花、南房総のお土産品などを豊富に取り揃えています。保田小学校オリジナルグッズや懐かしい給食メニューのカレーも販売され、訪れる人々に人気です。

レストラン・カフェ

旧教室を改装したレストランやカフェでは、石窯焼きの本格ピザ給食風メニュー などが楽しめます。なつかしさを感じる「里山食堂」では、小学校時代を思い出させる給食メニューが人気です。

宿泊施設「学びの宿」

元教室を活用した宿泊施設「学びの宿」では、黒板やランドセル棚が残されており、ノスタルジックな雰囲気を楽しむことができます。客室ごとに学びをテーマにした演出が施されており、団体合宿向けの大部屋も完備されています。

温浴施設「里の小湯」

日帰り入浴が可能な温浴施設「里の小湯」では、屋外テラスにシャワーが設置され、開放的な空間でリラックスできます。観光やドライブの疲れを癒すのに最適なスポットです。

道の駅 保田小附属ようちえん

2023年10月には隣接する旧鋸南幼稚園を再生し、「道の駅 保田小附属ようちえん」がグランドオープンしました。バス待合所や複数の飲食店、子ども用の遊び場、授乳室が整備され、子育て世代にも優しい施設となっています。

新設された施設・設備

両施設の間には屋根付き歩道「わっか」が整備され、ドッグランや遊具が新設されました。さらに、車中泊が可能なRVパークやコワーキングスペースが追加されるなど、道の駅としての機能が大幅に強化されています。

道の駅 保田小学校の楽しみ方

1. 懐かしさを味わう

教室や黒板、体育館など学校の面影が随所に残されているため、訪れた人々は懐かしさを感じながら施設を楽しめます。ARで桜が咲く二宮金次郎像や学校時代の雰囲気が残る写真スポットも人気です。

2. 地元の味覚を堪能

地元食材を使った料理やスイーツが楽しめるレストラン・カフェで、南房総ならではのグルメを堪能しましょう。給食風のメニューやオリジナルのソフトクリームも見逃せません。

3. お土産選び

体育館の「里山市場 きょなん楽市」では、地元農産物や加工品、保田小学校オリジナル商品が豊富に揃います。千葉の給食定番「ピーみそ」や文房具など、ユニークなお土産が手に入ります。

4. 宿泊体験

学校に泊まるという斬新な体験ができる「学びの宿」。個室から団体向けの大部屋まで用意されており、家族旅行や合宿にも最適です。

5. リラックス・リフレッシュ

温浴施設「里の小湯」で日帰り入浴を楽しみながら、屋外テラスでリラックス。観光の合間に心も体もリフレッシュできます。

施設概要

アクセス

車の場合: 富津館山道路、鋸南保田ICからすぐ。
電車の場合: JR内房線「保田駅」より徒歩15分。

まとめ

道の駅 保田小学校は、廃校となった小学校を再活用し、マルシェやレストラン、宿泊施設を併設した新しいスタイルの道の駅です。懐かしさと新しさが融合した施設は、訪れるすべての世代にとって楽しい時間を提供します。特に、全国的にも珍しい教室に泊まる宿泊体験や、給食メニューが味わえる食堂は、他では味わえない魅力です。子どもから大人まで楽しめる道の駅として、ぜひ一度訪れてみてください。

Information

名称
道の駅 保田小学校
(ほた しょうがっこう)

館山・南房総

千葉県