所在地と特徴
道の駅南房パラダイスは、平砂浦海岸を目前に望む立地にあり、観光情報の発信拠点として地域観光の中心的な役割を果たしています。
敷地面積は約10.7ヘクタールと広大で、訪れる人々に自然と文化を楽しむ場を提供しています。
沿革
開園から道の駅へ
南房パラダイスは1970年(昭和45年)10月に開園しました。当初は「千葉県道路観光公社」による運営で、植物園や動物園、宿泊施設を備えていました。
その後、1976年(昭和51年)に千葉県へ移管され、管理運営は「千葉県観光公社」に委託されました。
指定管理者制度の導入と変遷
2006年(平成18年)には指定管理者制度が導入され、「株式会社オーシャンヴェール館山」が運営を担いましたが、東日本大震災の影響により観光客が減少し、運営が困難に。2012年(平成24年)には再び千葉県の管理下に戻り、他の企業により運営が委託されました。
アロハガーデンたてやまへの再編
2014年(平成26年)、施設は大規模改修を経て「アロハガーデンたてやま」として再開業。同年、宿泊施設も「たてやま温泉 千里の風」としてリニューアルオープンしました。
施設
道の駅施設
道の駅施設は24時間利用可能で、以下の設備を備えています。
駐車場
- 普通車:338台
- 大型車:16台
- 身障者用:3台
トイレ
- 男性用:大 2器、小 5器
- 女性用:5器
- 身障者用:1器
公衆電話
施設内に公衆電話も設置されています。
案内・サービス施設
レストラン
「レストランワイキキ」では、ハワイアン料理を楽しむことができます。営業時間は平日10時30分から17時、土日祝は19時までです。
売店
ハワイアン雑貨店では、ジュエリーや手作りグッズなど多彩な商品を販売しています。
アロハガーデンたてやま
概要
「アロハガーデンたてやま」は、熱帯・亜熱帯植物や南国の動物たちと触れ合える国内最大級の動植物園です。敷地内にはフラダンスステージや展望台もあり、南国ムードを満喫できます。
見どころ
植物園
高さ20mの大温室や全長300mの連続温室には、ハイビスカスやブーゲンビリアなど色鮮やかな花々が咲き誇ります。珍しい南国フルーツも観察できます。
動物広場
カピバラやヤギ、オウムなどと触れ合えるエリアがあり、大人から子供まで楽しめます。
フラテラス
園内中央にはフラダンスのステージがあり、週末や祝日にはショーが開催されます。
交通アクセス
公共交通機関
JR東日本館山駅からバスで「南房パラダイス」バス停下車。
自動車
東京湾アクアラインや館山自動車道を利用し、富浦ICから約20分。無料駐車場も完備されています。
周辺観光地
- 平砂浦海岸
- 館山ファミリーパーク
- たてやま温泉 千里の風
まとめ
道の駅南房パラダイスは、美しい自然と南国気分を味わえる魅力的な観光地です。アロハガーデンたてやまをはじめ、多彩な施設とサービスで訪れる人々を迎えており、家族連れからカップルまで幅広い層に楽しんでいただける場所です。