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鴨川・勝浦

鴨川、勝浦の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

鴨川 勝浦 観光ガイド

鴨川・勝浦の観光・旅行 Info

房総半島の南東部に位置する鴨川市と勝浦市は、美しい海岸線と豊かな自然、歴史ある寺社が魅力のエリアです。海の幸や温暖な気候も人気で、季節を問わず多くの観光客が訪れます。

鴨川市の観光スポット

鴨川シーワールド

鴨川市を代表する人気スポット。シャチやイルカのダイナミックなパフォーマンスが楽しめるほか、ペンギン、アザラシ、クラゲなど多様な海の生き物に出会えます。家族連れやカップルにおすすめです。

仁右衛門島(にえもんじま)

太海(ふとみ)海岸の沖に浮かぶ小島。日本最後の個人所有の島ともいわれ、渡し船で渡ることができます。島内では自然を活かした遊歩道や展望台があり、絶景を堪能できます。

大山千枚田(おおやませんまいだ)

東京から一番近い棚田で、美しい段々田んぼの風景が広がります。季節によってはライトアップも行われ、幻想的な光景に出会えます。

誕生寺(たんじょうじ)

日蓮聖人の生誕地とされるお寺で、荘厳な境内が魅力。厄除けや開運のご利益があるとされ、全国から参拝者が訪れます。

勝浦市の観光スポット

勝浦朝市

400年以上の歴史を誇る伝統ある朝市。地元の新鮮な海産物や農産物が並び、観光客も地元の人々と交流しながらショッピングが楽しめます。毎朝7時ごろから開催されています。

勝浦海中公園

海の中をのぞける展望塔がある公園。水深8mの展望室から自然のままの魚たちの姿が観察できます。海好きの方におすすめのスポットです。

鵜原理想郷(うばらりそうきょう)

勝浦の海岸沿いに広がる美しいハイキングコース。断崖絶壁と入り組んだ入江、青い海とのコントラストが見事で、「理想郷」の名にふさわしい絶景が広がります。

八幡岬公園

太平洋を一望できる岬にある公園で、源頼朝とつながりのある歴史的な地。春は桜の名所としても知られています。

周辺の立ち寄りスポット

養老渓谷(大多喜町)

鴨川・勝浦から車で約1時間の場所にある渓谷で、紅葉や滝めぐりが楽しめます。ハイキングコースも整備されており、自然の癒しを体感できます。

かつうらビッグひな祭り(2月〜3月)

毎年2月から3月にかけて開催されるイベントで、市内各所に3万体以上のひな人形が飾られる大規模な催しです。遠見岬神社の石段を彩るひな飾りは特に有名です。

鴨川・勝浦のグルメガイド

鴨川・勝浦は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれたエリアで、新鮮な海産物を中心としたグルメが魅力です。地元ならではのローカルフードやお土産品も多彩にそろっています。

鴨川の名産品・ローカルフード

伊勢海老(いせえび)

房総の伊勢海老は全国的にも評価が高く、鴨川では9月から翌年4月にかけての漁期に旬を迎えます。刺身、鬼殻焼き、味噌汁など、さまざまな料理で楽しめます。

鯛めし

鴨川港で水揚げされる新鮮な鯛を使った炊き込みご飯で、地元旅館の定番メニューとして人気です。

なめろう

アジやイワシなどを叩いて味噌や薬味と和えた千葉県房総の郷土料理。そのまま食べたり、焼いて「さんが焼き」にしたりと、バリエーションも豊富です。

鴨川ピーナッツ

千葉県の特産品である落花生は、鴨川でも栽培されており、炒り豆や甘煮、スイーツなどに加工されています。

勝浦の名産品・ローカルフード

勝浦タンタンメン

醤油ベースのスープにラー油と玉ねぎがたっぷり入った、勝浦発祥のご当地ラーメン。地元の飲食店で提供されており、辛さのレベルも選べます。

カツオ料理

勝浦港はカツオの水揚げが盛んで、刺身やたたき、漬け丼として提供されます。旬は春から初夏、そして秋口です。

さんが焼き

なめろうを焼いた郷土料理で、漁師の保存食として発展した伝統料理。香ばしくご飯が進む味です。

おすすめの人気レストラン

鴨川エリア

魚見亭(うおみてい)

太海(ふとみ)海岸近くにある人気店で、海鮮丼やなめろう、刺身定食が評判。海を眺めながら食事が楽しめます。

地魚料理 和(なごみ)

地元漁港で獲れた魚介を中心にした料理を提供。伊勢海老の味噌汁や地魚刺身盛りなど、季節限定メニューもあります。

勝浦エリア

江ざわ

勝浦タンタンメン発祥の店として有名で、観光客にも地元民にも愛される名店。開店前から行列ができることもあります。

味の店 いしい

地元のカツオや刺身定食が自慢。勝浦駅からアクセスも良く、漁港直送の魚を使った料理をリーズナブルに楽しめます。

鴨川・勝浦のお土産

鯛せんべい(鴨川)

鯛の形をした可愛い煎餅で、香ばしい甘さが特徴。日持ちもするのでお土産にぴったりです。

落花生スイーツ(鴨川・勝浦共通)

ピーナッツバターやピーナッツせんべいなど、落花生を使った菓子類は種類が豊富。道の駅や直売所で販売されています。

地酒「寿萬亀」(じゅまんがめ)

地元の老舗酒蔵・亀田酒造で造られる鴨川の銘酒。まろやかな飲み口で人気があります。

鴨川シーワールド限定グッズ

鴨川シーワールドでしか買えないシャチやイルカをモチーフにしたぬいぐるみや雑貨も人気。子ども向けのお土産におすすめです。

鴨川・勝浦の季節の祭り・イベント

鴨川・勝浦は海と自然に囲まれた地域で、伝統的な祭りや季節ごとのイベントが豊富に開催されます。地域の特色を感じられる、見どころ満載の祭りやイベントをご紹介します。

鴨川の祭り・イベント

鴨川大漁まつり

毎年7月下旬に開催される漁業の繁栄を祈願する祭りです。大漁旗がはためく中、漁師たちの勇壮な海上パレードや、海の幸を楽しむイベントが行われます。地元の人も観光客も一緒に盛り上がる夏の風物詩です。

鴨川納涼花火大会

8月中旬に行われる花火大会で、鴨川の海岸線を彩る大規模な花火が夜空を華やかにします。夏の夜を彩る名物イベントとして、多くの観光客が訪れます。

鴨川シーワールド感謝デー

鴨川シーワールドでは年に数回、入場料割引やイルカショーの特別イベントなどを開催。家族連れに人気で、海の生き物と触れ合える貴重な機会となっています。

勝浦の祭り・イベント

勝浦大漁まつり(勝浦港まつり)

7月中旬から下旬にかけて開催され、勝浦港周辺で盛大に行われる夏祭りです。神輿の海上渡御や花火大会、露店が並ぶなど地元の活気が感じられます。

勝浦ビッグひな祭り

毎年2月下旬から3月下旬まで約1ヶ月間開催される日本最大級のひな祭りイベントです。市内の商店街や公共施設に、大小数万体ものひな人形が飾られ、華やかな春の訪れを告げます。

勝浦港カツオ祭り

秋頃に開催される漁業祭で、勝浦港で獲れた新鮮なカツオを味わうことができます。カツオの解体ショーや即売会、漁師料理のブースもあり、地元の食文化を満喫できるイベントです。

特徴的な事柄

海と漁業が生活の中心であるため、祭りやイベントも漁業の繁栄や海の安全を祈願する内容が多いのが特徴です。また、鴨川シーワールドやビッグひな祭りのように観光資源を活かした大規模イベントもあり、地元文化と観光の融合が魅力となっています。

さらに、勝浦のひな祭りは日本全国から訪れる観光客で賑わい、伝統文化の保存と地域活性化の両面で重要な役割を果たしています。

鴨川・勝浦の気温・天候

千葉県南東部に位置する鴨川市・勝浦市は、太平洋に面した温暖な海洋性気候が特徴です。一年を通じて比較的過ごしやすく、季節ごとの自然の変化も楽しめるエリアです。

春(3月〜5月)

気温と気候の特徴

平均気温は10〜18℃程度で、徐々に暖かくなります。海沿いは風がやや強く感じられることもありますが、穏やかで観光に最適な時期です。

自然の見どころ

春は花が咲き誇る季節。鴨川の大山千枚田では田植え前の棚田の風景、勝浦のビッグひな祭りはこの季節の名物イベントです。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と気候の特徴

平均気温は20〜24℃前後。湿度が高く、雨が多くなる時期です。晴れ間もあるため、天気予報を確認しながら観光するのがおすすめです。

服装のポイント

雨具(傘・レインコート)に加え、防水の靴や通気性の良い服を準備しておくと快適です。

夏(7月下旬〜9月上旬)

気温と気候の特徴

平均気温は25〜30℃程度。内陸よりも気温が上がりにくく、海風のおかげで涼しく感じられる日もあります。ただし湿度は高く、蒸し暑い日が続きます。

観光の注意点

熱中症対策(帽子・水分補給)をしっかりと行いましょう。鴨川シーワールドや海水浴場など、夏に人気の観光地は混雑することもあります。

秋(9月中旬〜11月)

気温と気候の特徴

平均気温は18〜24℃前後。湿度が下がり、爽やかな気候になります。秋の行楽シーズンとして最適で、紅葉や秋の味覚も楽しめます。

おすすめの服装

薄手の長袖、カーディガンやパーカーなどの羽織りものがあると快適に過ごせます。

冬(12月〜2月)

気温と気候の特徴

冬でも比較的温暖で、平均気温は6〜12℃程度。積雪はほとんどなく、日中は晴れる日が多いため、寒さが苦手な方でも過ごしやすい地域です。

冬の楽しみ

伊勢海老や寒ブリなど冬の海の幸が美味しく、冬ならではのグルメ旅にも適しています。ビッグひな祭り(2月)もこの時期の名物イベントです。

雨と台風について

年間降水傾向

鴨川・勝浦は年間を通じて雨が比較的多い地域です。特に6月(梅雨)と9月(台風シーズン)に雨量が集中します。

台風の特徴

8月〜10月上旬にかけては台風の接近が増える時期。暴風雨になる可能性もあるため、旅行時は事前に天気予報や交通情報をチェックすることをおすすめします。

鴨川・勝浦へのアクセス

千葉県南東部に位置する鴨川市勝浦市は、東京や千葉市内からのアクセスが良好で、電車・高速バス・車・フェリーなど多彩な交通手段で訪れることができます。

電車でのアクセス

東京駅からのアクセス

JR東京駅から特急「わかしお」に乗車し、安房鴨川駅または勝浦駅まで約2時間で到着します。特急列車は快適で、車窓からは房総半島の美しい風景を楽しむことができます。

千葉駅からのアクセス

JR千葉駅から外房線を利用し、勝浦駅安房鴨川駅へ向かうことができます。普通列車や快速列車を利用する場合、所要時間は約2時間30分です。

高速バスでのアクセス

東京駅からの高速バス「アクシー号」

東京駅八重洲口から発車するアクアライン高速バス「アクシー号」を利用すると、鴨川シーワールドまで約2時間で到着します。バスは鴨川シーワールドの目の前に停車するため、観光にも便利です。詳細情報はこちら

千葉駅からの高速バス「カピーナ号」

JR千葉駅東口から発車する高速バス「カピーナ号」を利用すると、鴨川シーワールドまで約2時間で到着します。バスは鴨川シーワールドの目の前に停車するため、観光にも便利です。詳細情報はこちら

車でのアクセス

東京方面からのアクセス

東京湾アクアラインを利用し、君津ICで下車。その後、房総スカイライン(無料)および県道24号線を経由して鴨川市内へ。所要時間は約1時間10分です。詳細情報はこちら

千葉市内からのアクセス

館山自動車道を利用し、松ヶ丘ICで下車。その後、君津ICを経由し、房総スカイライン(無料)および県道24号線を通って鴨川市内へ。所要時間は約1時間20分です。詳細情報はこちら

フェリーでのアクセス

東京湾フェリーを利用する場合

久里浜港(神奈川県)から東京湾フェリーに乗船し、金谷港(千葉県)まで約35分。その後、県道34号線を経由して鴨川市内へ。所要時間は約45分です。詳細情報はこちら

地域内の移動手段

無料送迎バス

安房鴨川駅から鴨川シーワールドまで、無料送迎バスが運行されています。所要時間は約10分で、運行ダイヤは日程により異なります。詳細情報はこちら

路線バス

鴨川市内や勝浦市内では、日東交通鴨川日東バスなどの路線バスが運行されています。主要な観光地や宿泊施設へのアクセスに便利です。詳細情報はこちら

タクシー

駅前や主要な観光地ではタクシーの利用も可能です。短距離の移動や荷物が多い場合に便利です。

レンタカー

鴨川市内や勝浦市内にはレンタカー会社もあり、車を借りて自由に観光地を巡ることができます。特に公共交通機関の便が少ない場所へのアクセスに便利です。

鴨川・勝浦の移動手段

鴨川市と勝浦市は、自然豊かな観光地が点在しており、効率よく観光を楽しむには移動手段の把握が重要です。以下に、旅行者が利用しやすい交通手段を詳しく紹介します。

路線バス

日東交通・鴨川日東バス

鴨川市と勝浦市では日東交通鴨川日東バスが主要な交通手段として活躍しています。安房鴨川駅勝浦駅から市内の観光地(鴨川シーワールド、誕生寺、守谷海岸など)へのアクセスに便利です。

主なバス路線

時刻表や路線図は公式サイトや駅の観光案内所で確認できます。

タクシー

駅前や宿泊施設周辺にはタクシー乗り場があり、移動距離が短い場合や公共交通機関の便がない観光地へのアクセスに便利です。複数人での移動や荷物が多い場合にもおすすめです。

レンタカー

鴨川駅・勝浦駅周辺には大手レンタカー会社(トヨタレンタカー、ニッポンレンタカーなど)の営業所があり、自由に観光地を巡ることができます。特に以下のような方におすすめです。

無料送迎バス(施設専用)

一部の観光施設や宿泊施設では、最寄り駅と施設間の無料送迎バスを運行しています。例として、鴨川シーワールド安房鴨川駅から無料送迎バスを利用できます。事前予約が必要な場合もあるため、利用前に確認しましょう。

レンタサイクル

鴨川市や勝浦市では、観光案内所や宿泊施設を中心にレンタサイクルのサービスを提供しています。海沿いの道や市街地周辺を気軽に散策するには自転車が便利です。地形によっては坂道もあるため、電動アシスト付き自転車がおすすめです。

徒歩での観光

鴨川・勝浦の駅周辺や中心市街地では、徒歩でも十分に観光を楽しめるエリアが整っています。特に勝浦朝市守谷海岸周辺は歩いて巡るのが楽しいスポットです。

鴨川・勝浦の観光コース

千葉県南部に位置する鴨川市勝浦市は、海と山に恵まれた自然豊かな地域で、家族旅行やカップル旅行、ひとり旅にもおすすめのスポットが点在しています。ここでは日帰り〜2泊3日まで対応可能な観光コースを紹介します。

1日コース:鴨川シーワールドと周辺散策

午前:鴨川シーワールド

鴨川観光の定番スポット。シャチやイルカのショー、海の生き物とふれあえる展示が充実しており、子どもから大人まで楽しめます。

昼食:海鮮料理(和食処まるよ、西村食堂など)

新鮮な魚介を使用した刺身定食や海鮮丼を味わえます。鴨川港に近いお店では朝獲れの地魚が人気です。

午後:誕生寺と仁右衛門島

誕生寺は日蓮聖人の生誕地として知られ、荘厳な本堂と歴史ある境内を見学できます。近くの仁右衛門島では船に乗って小さな島へ渡り、自然と伝説が交錯する景観を楽しめます。

1泊2日コース:鴨川&勝浦満喫プラン

1日目:鴨川観光

午前中に鴨川シーワールドを訪れ、午後は誕生寺や大山千枚田を巡ります。夕方には鴨川温泉にチェックインして、海辺の温泉宿でゆったり過ごしましょう。

2日目:勝浦エリア観光

早朝は勝浦朝市を訪れ、地元の新鮮な野菜や魚、加工品を堪能。午前中は勝浦海中公園で海中展望塔からの絶景を楽しみ、昼食は勝浦タンタンメンなどローカルフードを味わいましょう。午後は海辺でのんびり過ごしたり、守谷海岸での散策がおすすめです。

2泊3日コース:南房総周遊コース

1日目:鴨川の自然と文化を満喫

夜は鴨川温泉でゆったり。

2日目:勝浦を中心に巡る

夜は勝浦の旅館や民宿に宿泊し、地魚料理に舌鼓。

3日目:南房総の穴場を探訪

季節別おすすめコース

春:お花見と温泉

3〜4月は小湊鉄道沿線の桜や、大山千枚田の菜の花が見頃です。春の花と温泉をセットにした旅がおすすめです。

夏:海水浴と海鮮グルメ

守谷海岸御宿海岸で海水浴を楽しみ、夜は海の幸を堪能。花火大会などの夏イベントも魅力です。

秋:棚田の稲刈り風景とグルメ旅

大山千枚田の黄金の稲穂は秋の風物詩。勝浦の山の幸・海の幸を満喫できるグルメ旅にも最適です。

冬:温泉とグルメでのんびり

冬でも比較的温暖な気候の南房総では、寒さを避けて温泉と旬の魚介(伊勢海老・金目鯛)を楽しむ癒し旅がおすすめです。

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