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九十九里・茂原

九十九里、茂原の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

九十九里 茂原 観光ガイド

九十九里・茂原の観光・旅行 Info

九十九里浜と茂原市周辺は、美しい海岸線、自然豊かな公園、地元のグルメや文化を楽しめる観光地が多くあります。ここでは、九十九里と茂原の旅行でぜひ訪れたいおすすめスポットをテーマ別にご紹介します。

海を楽しむスポット

九十九里浜(くじゅうくりはま)

九十九里浜は、全長約66kmにも及ぶ日本有数のロングビーチ。サーフィンや海水浴潮干狩り釣りなどが楽しめる人気の海岸です。夏季は多くの海水浴客でにぎわいます。

片貝海岸

九十九里浜の中でも特に有名な海水浴場。波が穏やかで家族連れにも人気です。夕暮れの海も美しく、散歩にもおすすめです。

白里海水浴場

地元で親しまれている落ち着いた雰囲気のビーチ。夏の海水浴シーズン以外も、ドライブや散策に適したスポットです。

自然と癒しのスポット

服部農園あじさい屋敷(茂原市)

6月には1万株以上のあじさいが咲き誇る絶景スポット。斜面一面に広がる紫陽花は圧巻で、写真撮影にもぴったりです。

茂原公園

春には桜の名所として知られる公園。池や遊歩道が整備され、四季を通じて市民に親しまれている憩いの場です。

大網白里自然公園

九十九里浜に近い自然豊かな公園で、遊歩道や展望台があり、家族連れにもおすすめ。ピクニックや自然観察が楽しめます。

文化・歴史を感じるスポット

蓮沼海浜公園(山武市)

遊園地やプール施設が整備された複合レジャー施設。サイクリングロードや展望塔もあり、幅広い年代に対応しています。

妙光寺(茂原市)

日蓮宗の由緒ある寺院で、茂原市の歴史を感じることができます。静かな境内は散策にもおすすめです。

海の幸とグルメスポット

九十九里海の駅

新鮮な魚介類を販売する直売所や、浜焼きが楽しめる食堂があります。地元ならではの味を堪能できる人気スポットです。

ばんやの湯(山武市)

天然温泉と海鮮料理が楽しめる施設。日帰り温泉も可能で、ドライブの合間に立ち寄るのに最適です。

九十九里・茂原のグルメガイド

九十九里・茂原エリアは、新鮮な海の幸と豊かな自然に恵まれた地域です。地元ならではの食文化や名産品、グルメスポット、お土産品について詳しくご紹介します。

名産品・ローカルフード

いわし料理(九十九里名物)

九十九里といえばいわしの水揚げで有名。新鮮ないわしを使った「いわしの丸干し」「なめろう」「つみれ汁」などの料理が地元で愛されています。

はまぐり・あさり

潮干狩りの名所でもある九十九里浜周辺では、新鮮なはまぐりやあさりも豊富。浜焼きでいただくのが人気です。

落花生(茂原市周辺)

千葉県は全国有数の落花生産地。茂原市周辺では千葉半立(ちばはんだち)という高級品種の落花生が栽培されており、お土産としても定番です。

タコ料理

九十九里では地だこも名産で、たこ飯やたこ焼きなどで楽しめます。風味豊かで歯ごたえのある味が特徴です。

人気のレストラン・食事処

浜茶屋網元(山武郡九十九里町)

新鮮な魚介の浜焼きが楽しめる人気店。いわしの刺身や炭火焼は絶品です。海辺の雰囲気の中で、地元の味を満喫できます。

ばんや本店(九十九里町)

地元の漁師が経営する人気の食堂。刺身定食や海鮮丼が人気で、早朝から多くの観光客が訪れます。

レストラン・カフェ みのり(茂原市)

落ち着いた雰囲気のカフェレストランで、地元野菜や千葉県産ポークを使った料理が好評です。おしゃれな空間でランチやディナーが楽しめます。

ラーメン 魚骨スープ 青山(茂原市)

地元の魚介を使ったラーメンが人気。九十九里産いわしやアジのだしを効かせたスープがクセになる一杯です。

お土産におすすめの商品

いわしの丸干し・つくだ煮

お土産として根強い人気を誇るいわし加工品。地元の直売所や道の駅で購入できます。保存がきくので持ち帰りやすいです。

茂原産の落花生・ピーナッツ菓子

茂原エリアの手煎り落花生は香ばしさが格別。ピーナッツせんべい、ピーナッツバターなどの加工品もおすすめです。

房総銘菓 なごみの米屋「ぴーなっつ最中」

ピーナッツ型の可愛らしい最中の中に、ピーナッツ餡がぎっしり詰まった人気のお菓子。房総限定のお土産として喜ばれます。

海の駅 九十九里のオリジナル商品

地元の海産物を使った佃煮や干物、お菓子など九十九里ならではの品が揃っています。ドライブのお立ち寄りにも最適です。

九十九里・茂原の季節の祭り・イベント

九十九里・茂原エリアは、四季折々の自然や地域文化を感じられる祭りやイベントが充実しています。伝統行事から地域の特色を活かした現代的なイベントまで、訪れる時期によって多彩な体験が可能です。

九十九里エリアの主な祭り・イベント

白里海岸花火大会(大網白里市)

毎年7月下旬に開催される海辺の花火大会。太平洋を背景に約5,000発の花火が打ち上がり、海面に映る美しい光景が見ものです。海水浴と合わせて楽しめる夏の風物詩です。

九十九里町産業まつり

毎年11月に開催される地元の農水産物や特産品の展示・販売イベント。いわしや落花生を使った地元グルメが楽しめる屋台や、ステージイベントも充実しています。

片貝漁港 いわし祭り

新鮮ないわしの炭火焼がふるまわれる、九十九里町ならではのイベント。地元の漁師町の雰囲気を味わいながら、海の幸を楽しむことができます。

茂原エリアの主な祭り・イベント

茂原七夕まつり

7月下旬〜8月初旬に開催される、関東三大七夕祭りの一つ。駅前通りを中心に、色とりどりの豪華な七夕飾りが街を彩ります。踊りパレードや露店も出て、非常ににぎやかな雰囲気です。

茂原桜まつり(茂原公園)

3月下旬〜4月上旬、約2,850本の桜が咲き誇る茂原公園で開催。夜にはライトアップもあり、幻想的な雰囲気の中でのお花見が楽しめます。全国さくら名所100選にも選ばれています。

もばら秋の収穫祭

地元農産物やグルメの販売、音楽イベント、子ども向けのアトラクションなどを組み合わせた秋の収穫祭。地元の恵みを味わえるイベントとして家族連れに人気です。

地域ならではの特徴的な催し

地曳網体験(九十九里浜)

漁師と一緒に大きな網を引き、魚を獲る伝統漁法を体験できるイベント。春から秋にかけて開催されることが多く、観光客でも参加可能。獲れた魚をその場で味わえる体験もあります。

潮干狩り(白子町・九十九里浜各所)

春から初夏にかけて開催される人気イベント。はまぐりやあさりを手で掘り起こす楽しさと、美味しい海の恵みを持ち帰る楽しさの両方が味わえます。家族連れにもおすすめです。

九十九里・茂原の気温・天候

九十九里・茂原地域は、温暖な太平洋側気候に属し、年間を通して比較的穏やかで過ごしやすい気候が特徴です。海に近いため、夏は海風の影響で涼しく、冬は内陸に比べて暖かい傾向にあります。

季節ごとの気候と気温

春(3月〜5月)

春は穏やかな陽気が続き、気温は10〜20℃前後に推移します。3月にはまだ肌寒さが残りますが、4月には桜が咲き始め、5月には新緑がまぶしい季節になります。観光やドライブに最適な時期です。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

6月中旬からは梅雨入りし、湿度が高くなります。気温は20〜25℃程度で過ごしやすいですが、雨の日が多くなり、にわか雨や連日雨天の日もあるため、雨具の携帯が必要です。

夏(7月下旬〜9月上旬)

夏は日差しが強く、気温は30℃前後まで上昇します。ただし、太平洋の海風の影響で内陸ほどの蒸し暑さは少なく、比較的快適に過ごせることもあります。九十九里浜では海水浴シーズンを迎え、多くの人でにぎわいます

台風の影響について

8月から9月にかけては台風の接近や通過による強風・高波・大雨があるため、旅行時には最新の気象情報に注意が必要です。特に九十九里浜沿いでは波浪や潮位の上昇に伴う注意報が発令されることもあります。

秋(9月中旬〜11月)

秋は気候が安定し、気温は20〜15℃前後に下がっていきます。空気が澄み、紅葉も楽しめる時期となり、ハイキングやドライブにおすすめのシーズンです。また、秋祭りや収穫イベントも多く開催されます。

冬(12月〜2月)

冬は関東内陸部に比べると気温が下がりにくく、5〜10℃前後と比較的温暖です。雪は非常にまれで、晴天の日が多く乾燥しているのが特徴です。ただし、朝晩は冷えるため、防寒対策は必要です。

年間を通しての気候の特徴

・風の影響

太平洋に面しているため、海風や季節風の影響を受けやすい地域です。特に春や秋は風が強まる日もあるため、屋外アクティビティの際は注意が必要です。

・降水量と湿度

梅雨や台風シーズンには降水量が多くなる傾向がありますが、冬は比較的乾燥します。観光の際は、時期に応じた服装と対策が重要です。

九十九里・茂原へのアクセス

九十九里町と茂原市は、千葉県の外房エリアに位置し、都心から電車・バス・自動車でのアクセスが良好です。

電車でのアクセス

JR東京駅から九十九里方面へ

特急「わかしお」号を利用し、京葉線・外房線経由で約50分で大網駅へ。大網駅から東金線で約10分の東金駅で下車し、そこから九十九里鐵道バス(本須賀行き・片貝駅行き)で片貝駅へ向かいます。
また、特急「しおさい」号を利用し、総武線経由で約70分で成東駅へ。成東駅から東金線で東金駅へ向かい、同様に九十九里鐵道バスで片貝駅へ行くことも可能です。

JR東京駅から茂原方面へ

特急「わかしお」号を利用し、京葉線・外房線経由で約60分で茂原駅へ直通で到着します。
また、JR総武線快速で千葉駅まで約40分、千葉駅から外房線に乗り換え、茂原駅まで約40分のルートもあります。

高速バスでのアクセス

九十九里方面

JR東京駅八重洲口から、ちばフラワーバスのシーサイドライナーを利用し、約70分で東金駅入口へ到着。そこから九十九里鐵道バス(本須賀行き・片貝駅行き)で片貝駅へ向かいます。
また、JR千葉駅からは九十九里ライナーを利用し、約60分で片貝駅へ直行することも可能です。

茂原方面

JR東京駅八重洲口から、高速バスを利用し、アクアライン経由で約85分で茂原駅へ到着します。
また、横浜駅から羽田空港を経由し、アクアラインを通って約100分で茂原駅へ向かうルートもあります。

自動車でのアクセス

九十九里方面

東京方面からは、東関東自動車道を利用し、宮野木JCTから京葉道路へ。千葉東JCTから千葉東金道路を経由し、東金ICで降りて国道126号線を走行し、東金九十九里有料道路を通って九十九里町へ到着します。
横浜・川崎方面からは、東京湾アクアラインを利用し、圏央道を経由して東金ICで降り、同様に九十九里町へ向かいます。

茂原方面

東京・千葉方面からは、京葉道路または東関東自動車道を利用し、千葉東金道路の東金IC・JCTから圏央道を経由し、茂原北ICまたは茂原長南ICで降りて国道128号線または国道409号線を通って茂原市へ向かいます。
また、千葉外房有料道路を利用し、大宮ICから約40分で茂原市へ到着するルートもあります。

九十九里・茂原の移動手段

九十九里・茂原エリアは、海岸線や田園地帯が広がる広域な地域であるため、効率的な観光には移動手段の選択が重要です。

バスによる移動

九十九里鉄道バス(通称:九十九里バス)

東金駅や成東駅、茂原駅を起点に、片貝海岸や白里海岸などの九十九里浜沿いを結ぶ路線が運行されています。特に夏場は海水浴客向けの便が増発されることもあります。

小湊鐵道バス

茂原駅から市内各地や周辺の市町村(長柄町・長南町など)へ向かう路線があり、地元の足として活用されています。観光スポットの最寄りバス停までアクセスできる場合もありますが、本数が限られているため、事前に時刻表の確認が必要です。

鉄道での移動

JR外房線

茂原駅を中心に、上総一ノ宮・勝浦方面や千葉方面へのアクセスが可能です。地域内の移動として利用するというよりは、他エリアとの接続手段として便利です。

タクシーの利用

観光地が点在する九十九里・茂原エリアでは、タクシーの利用が柔軟で便利です。特にバスの本数が少ない時間帯や、グループでの移動には有効です。
茂原駅や東金駅にはタクシー乗り場が常設されており、周辺観光地へのアクセスにも対応しています。

レンタカー・カーシェアの利用

観光地が広範囲に広がっているため、効率よく観光したい場合はレンタカーの利用が最適です。茂原駅周辺や東金駅周辺にはレンタカー店舗が複数あり、観光地を自分のペースで巡ることができます。
また、最近では一部の地域でカーシェアリングサービスも利用可能になっています。

自転車での移動

海沿いや農道など、比較的平坦な道が多いことから、サイクリングもおすすめの移動手段です。
一部の道の駅や観光施設ではレンタサイクルサービスも提供されており、九十九里浜沿いをゆったりと走るのも魅力的です。

徒歩での散策

茂原市街地や片貝・白里などの海水浴場周辺では、徒歩での観光も可能です。地元グルメを楽しんだり、海岸沿いを散策したりと、のんびりとした旅を楽しみたい方におすすめです。

九十九里・茂原の観光コース

千葉県の九十九里浜沿岸および内陸部には、美しい海岸線、歴史的名所、温泉、グルメなど、多彩な観光資源が点在しています。ここでは、旭市、匝瑳市、横芝光町、山武市、九十九里町、大網白里市、白子町、長生村、一宮町、いすみ市、茂原市の11市町村を巡る観光モデルコースをご紹介します。

1泊2日モデルコース:海と歴史を楽しむ九十九里満喫旅

1日目:旭市〜九十九里町

旭市:旭市海岸&飯岡刑部岬展望館

朝は太平洋の美しい日の出が見られる飯岡刑部岬からスタート。展望台からの景色は「日本の夕陽百選」にも選ばれています。

匝瑳市:野栄ふれあい公園&飯高寺(飯高檀林)

匝瑳市では日本最古級の大学として知られる飯高檀林の歴史的建築を見学し、その後、のどかな公園で休憩しましょう。

横芝光町:屋形海岸&ふれあい坂田池公園

穏やかな雰囲気の屋形海岸で散策を楽しんだあとは、坂田池公園で自然と触れ合いましょう。

山武市:蓮沼海浜公園

夕方には山武市にある蓮沼海浜公園

宿泊:九十九里町または白子町の温泉旅館

海に近い温泉宿に宿泊して、地元の海の幸を楽しみながらリラックスしましょう。

2日目:白子町〜いすみ市

白子町:白子温泉とビーチ散策

白子温泉のヨウ素を含んだお湯で朝風呂を楽しんだ後は、ビーチ沿いをのんびり散策。

長生村:一松海岸でのんびりと

サーフィンの名所でもある一松海岸で海を感じながら、リゾート気分を味わいましょう。

一宮町:釣ヶ崎海岸と玉前神社

東京2020オリンピックのサーフィン会場釣ヶ崎海岸と、縁結びで有名な玉前神社を訪れます。

いすみ市:大原漁港&港の朝市

新鮮な海の幸を楽しむなら大原漁港。タイミングが合えば港の朝市で地元グルメも堪能できます。

茂原市:茂原公園で自然を満喫

最後は茂原市の茂原公園

テーマ別コースの提案

● 海好き向け「九十九里浜ドライブ&サーフィン」コース

一宮町〜長生村〜白子町〜九十九里町を海沿いにドライブし、ビーチ&サーフィン三昧。道の駅や海鮮レストランにも立ち寄れます。

● 歴史・文化巡り「寺社と旧跡をたどる」コース

飯高寺(匝瑳市)→玉前神社(一宮町)→長福寿寺(長南町)など、古刹や神社を中心に巡るルートです。

● グルメ好き向け「海の幸と地元グルメ満喫」コース

大原漁港(いすみ市)→長生村の地魚寿司→白子町のはまぐり料理など、九十九里の味覚を堪能するコース。

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