館山・南房総には沖ノ島、房総フラワーラインなどの観光スポット、館山湾花火大会、白浜海女まつりなどの観光イベント、海鮮丼、なめろうなどのご当地グルメがあります。
千葉県房総半島の最南端にある南房総市と館山市。三方向を海に囲まれた温暖な気候で、漁業や花の栽培が主な産業です。
勝浦は千葉県の南東部にあり、漁業が盛んに行われています。勝浦漁港ではカツオやマグロ、キンメダイなどが水揚げされ、特にカツオは国内でもトップクラスの水揚げ量です。鴨川は房総半島の南東部にあり、太平洋に面しているため漁業が代表的な産業です。
南房総市と館山市のグルメを語る上でなめろうを外すことはできません。アジやイワシに味噌や生姜などの薬味を入れて叩いた料理です。これは漁師が船上で食べていたもので、現在は南房総の多くの店で食べることができます。
あまりの美味しさに皿を舐めたくなる、ということから「なめろう」と呼ばれています。なめろうを焼いたものは「さんが焼き」で、こちらも召し上がって頂きたい逸品です。
勝浦はカツオが多く水揚げされているため、新鮮なカツオを刺し身で味わうことができます。生姜入りのしょう油に浸したカツオをご飯に乗せお茶を掛けた、孫茶漬けという漁師料理もあります。
その他に勝浦タンタンメンというご当地ラーメンもあり、一般的なゴマ入りのタンタンメンとはひと味違います。ラーメン屋だけでなく喫茶店でも提供されており、カップラーメンにもなるほどの人気メニューです。
鴨川には「おらが丼」というご当地グルメがあります。鴨川で採れた食材を使った丼で、各店で海鮮丼風や天丼風などさまざまなスタイルがあります。それぞれのおらが丼の特色を堪能してください。
勝浦の朝市は全国的に有名で、日本最大朝市のひとつです。勝浦漁港で水揚げされた魚介類、地元農家が栽培した農作物などが並び、多くの買い物客で賑わっています。
鴨川は日本有数のサーフィンスポットで、多くのサーフショップが並んでいます。毎年6月の第一日曜日には鴨川市シティーカップというサーフィンの大会が開催されています。
また、鴨川シーワールドは人気の水族館で、周囲には多くのリゾートホテルがあります。
鋸山は、千葉県安房郡鋸南町と富津市との境に位置する標高329.5メートルの山です。名の通り鋸と歯のように尾根が続き、索道として鋸山ロープウェーが通り、頂上からの眺望はすばらしく、観光地化されています。地獄のぞき、百尺観音、石仏、千五百羅漢が有名です。 鋸山の正式な名称は乾坤山(けんこんざん)で、乾坤は天地の意を表します。この名称は日本寺の山号となっています。鋸山は日本名山図会の日本80名山、日本百低山に選定されています。...»
地獄のぞきは、千葉県にある鋸山(のこぎりやま)の山頂付近に位置する展望スポットの通称です。正式な展望台名ではありませんが、そのスリリングな景観と構造から、この名で広く親しまれています。断崖絶壁の上に突き出すように設けられた岩盤の先端からは、約100メートルもの高さを一望でき、まるで地獄を覗き込むようなスリルを味わえることから、この名称がつけられました。...»
千葉県安房郡鋸南町に位置する「日本寺」は、関東地方でも有数の歴史と自然美を兼ね備えた名刹です。山号を「乾坤山(けんこんざん)」とし、宗派は曹洞宗、本尊は「薬師瑠璃光如来」です。この日本寺は、鋸山(のこぎりやま)の南斜面に広がり、鋸山とともに豊かな観光資源として多くの人々を惹きつけています。...»
千葉県安房郡鋸南町にある日本寺(にほんじ)は、関東地方を代表する歴史的な古刹として知られています。鋸山の斜面に広がるこの寺は、雄大な自然に囲まれ、静寂と厳かさが漂う場所です。その中でも特に有名なのが、「日本寺大仏」と呼ばれる巨大な石仏です。訪れる者を圧倒するそのスケールと、背後にある深い歴史は、多くの観光客や信仰者を魅了し続けています。...»
野島崎は、千葉県南房総市に位置し、太平洋に突き出た岬です。関東平野の最南端に位置するこの場所は、自然豊かで壮大な景観を楽しむことができる名勝地として知られています。 ...»
鋸山ロープウェーは、千葉県富津市にある索道で、標高329.5メートルの鋸山へのアクセスを提供する観光路線です。海と山の絶景を一度に楽しめるスポットとして、幅広い観光客に人気があります。...»
館山城は、千葉県館山市にかつて存在した城で、現在は城跡が館山市指定史跡となっています。1580年(天正8年)に里見義頼によって築城され、その後は館山藩の中心地として重要な役割を果たしました。現在では、城山公園として整備され、市民や観光客の憩いの場となっています。...»
大福寺は、千葉県館山市船形に位置する真言宗智山派の寺院で、山号は船形山、院号は普門院です。特に「崖観音」として知られる観音堂は、切り立った山の中腹に建つ朱塗りの建物で、多くの信仰を集めています。 ...»
洲崎神社は、千葉県館山市洲崎に位置する神社です。古来から式内社(大社)の論社であり、江戸時代には安房国一宮とされました。旧社格は県社に位置づけられています。 ...»
那古寺は、千葉県館山市那古に位置する真言宗智山派の寺院です。 山号は補陀洛山、本尊は千手観世音菩薩で、坂東三十三観音の第33番札所(結願寺)にあたります。 通称は「那古観音」として親しまれています。 ...»
道の駅 保田小学校は、千葉県安房郡鋸南町に位置し、廃校となった小学校を再利用したユニークな施設です。2014年に閉校となった保田小学校が、2015年12月に道の駅として生まれ変わりました。校舎や体育館、教室の面影を残しつつ、マルシェやレストラン、宿泊施設、温浴施設を兼ね備えた都市交流拠点として、多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。 ...»
安房神社は、千葉県館山市大神宮に鎮座する格式高い神社です。古代から続く由緒ある社で、式内社(名神大社)、安房国一宮として知られています。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社に指定されています。 ...»
伊予ヶ岳は、千葉県南房総市に位置する房総丘陵の一つで、標高336.3mの山です。その特徴的な山容から「房総のマッターホルン」や「安房妙義」とも呼ばれ、関東百名山にも選ばれています。千葉県内で唯一、山名に「岳」がつく山としても知られており、多くの登山者に親しまれています。 ...»
道の駅南房パラダイスは、千葉県館山市にある観光施設です。千葉県道257号南安房公園線(通称「房総フラワーライン」)に位置し、日本の道100選にも選定されています。 敷地内には国内最大級の熱帯・亜熱帯動植物園「アロハガーデンたてやま」を併設しており、「恋人の聖地」や「房総の魅力500選」にも選定されるなど、多彩な魅力が詰まった観光地です。 ...»
房総半島沿岸部で古くから愛されてきた郷土料理「なめろう」は、魚の旨味を最大限に引き出す漁師直伝の知恵と工夫に満ちた料理です。新鮮な魚を使い、味噌と薬味を合わせて叩き、粘りが出るまで丁寧に仕上げるこの料理は、今や地元の家庭料理としてはもちろん、観光客にも人気の一品となっています。...»
千葉県南房総市和田浦は、関東地方で唯一の捕鯨基地を有する地域です。日本全国でも捕鯨が行われているのはわずか4箇所しかなく、その中でも和田浦は長い歴史を持ち、今もなおクジラ文化を継承し続けています。 ここでは、年間26頭のツチクジラが水揚げされており、その貴重なクジラ肉を使った伝統的な料理や創作料理を味わうことができます。地元に点在する飲食店では、刺身、竜田揚げ、ベーコンなど、さまざまなスタイルのクジラ料理が楽しめるほか、観光客向けに工夫された御膳メニューなども提供されています。...»
落花生(ピーナッツ)の生産は全国の70%が千葉県で栽培され、千葉県の中でも唯一、栽培から製造、販売まで一貫してやっているのが木村ピーナッツ。 店内で作ったこだわりのピーナッツペーストを使用したピーナッツソフトクリームは、ピーナッツの濃厚な風味を味わえる。 柏市にある「道の駅しょうなん」に販売店舗「木村ピーナッツ 道の駅しょうなん店」がオープンして、こちらでもピーナッツソフトクリームを購入できます。...»
細長い体が、槍の穂先を思わせることから、その名がついた”ヤリイカ”。南房総周辺でとれるものは、もちもちとした食感で、十分な甘みを楽しめるのが特徴で、シーズン中には、県外からも多数の釣り人がヤリイカを狙いに訪れるほど。新鮮なヤリイカは、刺身にして食べると、格別の味わいが楽しめるといわれるが、南房総の太陽と潮風にさらして作られる一夜干しがまた絶品。南房総の自然のスパイスがイカの味を引き立て、堪らない味わいとなるようだ。 旬 11月 12月 1月 2月 3月...»
千葉県・房総エリアの郷土料理「太巻き寿司」は、その色鮮やかさと絵柄の美しさで多くの人々に親しまれています。「太巻き祭り寿司」や「飾り巻き寿司」、「房総巻き」とも呼ばれ、地元では冠婚葬祭や特別な行事の際に振る舞われるもてなしの料理として長年受け継がれてきました。...»
房総半島の周辺海域で多く漁獲されるマアジは千葉県の特産魚のひとつ。マアジにはキアジとクロアジがあり、キアジはあまり回遊せずややずんぐりした体格、クロアジは広い海域を回遊するので体高が低い。味ではキアジの方が高く評価されている。一年中漁獲されているアジだが、一番おいしいといわれる旬の時期は5~6月。干物や塩焼き、煮付けも 美味であるが、最近では刺身やタタキも一般に知られている。ご当地で味わうのならば、ねぎやしょうがを載せて細かく叩いた千葉県の郷土料理”なめろう”をぜひ食べてみて欲しい。...»
”クジラのたれ”は房総半島南部の特産品。ツチクジラという体長12メートル程度の歯クジラの肉を使い、調味料を混ぜ合わせたつけ汁に漬け込んだ後、天日で干したも のだ。房総特有の血抜きをしないツチクジラ肉を使うため、色は黒く味には独特のクセがあり、酒肴やおかずとして用いられる。房総半島南部では17世紀初めから、東京湾側の勝山に本拠をおいて捕獲されてきたが、現在では和田からの出漁になっている。薄く切ってあるので、冷凍庫で保存しても解凍の必要がなく、手でちぎれるので使いやすい。...»
まご茶(孫茶)とは、つけ汁にひたしたカツオやアジなどの地魚を、ご飯の上にのせて、そこにねぎを加えて熱湯やお茶を注いだもの。地元の漁師が沖に出た時、船上で食していたのが始まりで、現在では家庭や飲食店で一般的に食べられている。使用する魚はその時々であるものを使い、熱湯やお茶のかわりに、出汁や白湯をかけることもある。まご茶と呼ばれるようになったのは、漁師が「家にいる孫にも食べさせてやりたい」といったからとも「忙しい漁の合間に、まごまごしないで食べられた」からともいわれている。...»
千葉県南房総市で誕生した「びわソフトクリーム」は、地元の特産品である「房州びわ」の魅力を存分に活かしたご当地スイーツです。ほんのりとした甘さとさっぱりとした後味、そしてなめらかなクリーミーさを兼ね備え、訪れる人々を虜にしています。 ...»
花に囲まれたカフェや名産である枇杷グッズがたくさん揃うショップがあります。びわの甘味を活かしたびわカレーやびわのピューレを使ったバウムクーヘンなどがおすすめです。菜の花やいちご狩りなども楽しめます。 2000年の「全国道の駅グランプリ」では最優秀賞を受賞し、すぐ近くの農園ではいちご狩りや花摘み、食用なばな摘みも楽しめます。さらに、2015年には国土交通省から「全国モデル」の成功例となる道の駅(6ヶ所)に選定されるなど、その活動は広く認められています。 「おおつの里」には、花倶楽部長屋門と大温室があり、4000坪の敷地には季節の花が咲いています。ポピーや金魚草などの花だけでなく、ストレリチア...»
「叉木のキンメダイ」とは・・・。房総半島の南端に位置する千葉県館山市の布良地区の沖合(布良崎から大島の間の海域)は、黒潮と親潮がぶつかる好漁場で布良瀬(めらぜ)と知られ明治時代にはマグロのはえ縄漁が盛んに行われていました。その布良瀬のことを叉木(またぎ)と呼ぶこともあり、釣られたキンメダイは「叉木のキンメダイ」と呼ばれています。千葉県の沖合で獲れるキンメダイはどれも美味しいものばかりですが、中でも「叉木のキンメダイ」は脂の乗りが抜群で一年を通して味の落ちることの少ない特別なキンメダイ。定番の煮付けは地元では欠かせない味であり、お祝い事にも必ずと言っていいほど使われます。また最近ではしゃぶしゃぶ...»
南房総の初夏を飾る「房州びわ」は、由緒正しき伝統を持つ果実。初夏になると青果コーナーに並びはじめるびわは、季節感を感じさせてくれる果物のひとつだ。ふっくらとしたオレンジ色の房州びわは、一般的なびわに比べて大粒でみずみずしいのが特徴。あんず・みかんにのようにビタミンAを多く含んでいる。年平均気温15度以上、最低気温は-5度以下にならない場所が栽培に適しているといわれ、日本では千葉県以北ではほとんど栽培されていない。旬はハウスびわが5月、露地びわが6月。 旬 5月 6月 ...»
海面上を勢い良くとびまわる”トビウオ”。南房総近海を回遊しており、夜間のアジやサバ漁の際にたく、漁り火に寄ってきたところを、水面スレスレに設置した「流し網」によって漁獲される。トビウオは、運動量が多いためか脂身が少なく、さっぱりとした味わいが特徴で、刺身や塩焼きで食べられたり、味噌、しょうが、ねぎ、青じそ(大葉)と一緒にたたいて作る、千葉県沿岸部の名産品”なめろう”や”さんが焼き”の材料としても活躍する。 旬 6月...»
千葉県南房総市では、マンボウもおいしい食材のひとつ。南房総の各市内では、多くはないが、通年を通してマンボウの水揚げがあり、刺身等で食べる習慣がある。マンボウの身は、みずみずしく、さっぱりとした味わいが特徴だが、その味わいに反して肝の味わいは濃厚。独特の香りも食を引き立てることから、肝和えで楽しんだり、刺身を味わう際にしょうゆと混ぜて、肝じょうゆにされる。マンボウは、大きいものでは3メートルを越えるため、搬送が難しく、現地以外ではなかなか味わえないので、訪れた際にはぜひ挑戦してみて欲しい。...»
菜の花は栄養価も高く、食物繊維などの豊富な栄養素をバランスよく含む緑黄色野菜。免疫力を高め、美肌効果も期待できるという。春の訪れを感じる菜の花は、漬け物や和え物、吸い物、炒め物など和食から洋食までバラエティー豊かな調理法で豊かな風味が楽しめる。食用菜の花の生産量、全国トップクラスを誇る南房総では、食用菜の花の収穫体験ができる場所も数多くある。自ら摘み取った菜の花で春の味覚を満喫できるのが嬉しい。...»
房総は温暖な気候から花の産地としても有名で、食用の花の栽培が盛んだ。無農薬栽培で育てられた色彩豊かな食用花を使い、見て良し、食しておいしい”花料理”は、この地ならではの郷土料理。見た目の美しさは、心を落ち着かせるカラーセラピー効果が期待され、鮮やかな色彩は、ビタミンAやβカロテンの含有量が多い証拠で、栄養面での期待もできる。主な食用花は、菜の花、キンセンカ、ナスタチウム、ヤグルマギク、キンギョソウ、ストックなど。おひたしや天ぷらのほか、お茶やお菓子など、幅広く料理に用いられている。...»
ビール先進国のカナダとドイツから直輸入した厳選された原料を使って、地元のビール職人がこだわりをこめて作った“安房ビール”。麦芽、ホップ、水、酵母といった最低限の材料だけで作られ、出荷前に熱処理を行わないため、フレッシュな味わいが楽しめる。麦芽100%の安房ビールの他、三芳地区の有機米“蛍まい”を使った“蛍まいヴァイス”や、いちごやブルーベリーといった旬のフルーツを使った期間限定のフルーツエールもあるので、おみやげにもオススメだ。道の駅「鄙乃里 三芳村(ひなのさと みよしむら)」内にあるレストラン「カントリーマム」では、ビアサーバーから注ぎたての安房ビールが味わえる。南房総へ遊びにいったときには...»
“ながまた”(長又)とは、南房総の南端にある鴨川の波が荒い岩場に自生するスギノリ科の海藻の一種だ。海草こんにゃくとも呼ばれる珍食材。ミネラルや食物繊維をはじめ、様々な栄養分を豊富に含んでおり、血液をサラサラにする効果や、食べ過ぎ、飲み過ぎの胃腸にも優しい効果があるといわれる。地元鴨川では、正月の料理などにも使われるポピュラーな食材として知られ、サラダやラーメンなどに入れて食べたり、鍋で5分ほど煮詰めたあと、一度冷やして固め、海藻こんにゃくにして食べられている。...»
鯛の養殖が盛んな千葉県富浦町では、新鮮な鯛の入手しやすいことから、様々な郷土料理に用いられる。そのなかでも、地元の人たちのイチオシ料理が”鯛しゃぶ”だ。刺身でもおいしい鯛を、湯通しすることで、表面がきゅっと締まり、ぽん酢や薬味じょうゆがよく絡んで、引き立てった鯛の味わいが楽しめる。また、鯛しゃぶは、しゃぶしゃぶのシメの定番ともいえる雑炊も美味。新鮮な鯛から旨みが染み出た出汁は、まろやかながらも存在感のあるコクが楽しめる。南房総を訪問した際はぜひ食べてみて欲しい。...»
千葉の磯の主役といえばアワビ、伊勢エビ、そしてサザエ。千葉の各浜で、さし網によるサザエ漁が行われており、南房総市、鴨川市、勝浦市などの各市の名産物になっている。食べ方は、磯の香りを出汁にして食べる壺焼きがダントツの人気であるが、地元でとれたてのサザエをさばいた刺身や、炊き込みご飯もおすすめ。B級グルメを極めたい人には、牛肉か高価だった時代に、身近な食材であるサザエを代わりに使ってうまれた”サザエカレー”というご当地カレーを食べたい。 旬 4月 5月 6月 7月 8月 ...»
びわの生育に適した温暖な気候と傾斜地の多い千葉県南房総では、古くからびわの栽培が行われている。旬は初夏であるがその時期は短い。そのびわを一年中美味しく食べられるようにとデザートにしたものが、“びわゼリー”である。水分が多くみずみずしい柔らかな実から皮と種を取り除き、果肉を丸ごとゼリーの中に閉じこめた贅沢な一品。ゼリーに包まれることで、びわはさらに輝きを増し艶やかに見える。よく冷やしてから食べると、さわやかな甘さとぷるんとした食感がなんともおいしいデザートである。...»
全国でも有数のびわの産地である、千葉県南房総市の“房州びわ”を、まるごとゼリーにしたのが“完熟びわゼリー”。まるで新鮮な卵の黄身のような、つやつやでぷるんとした見た目も魅力。びわのピューレを存分に使用しているから、びわそのものの「おいしさ・食感・香り」が楽しめる。完熟びわのおいしさがぎゅっと凝縮され、もぎたて新鮮なびわを味わうような贅沢なゼリーは、夏の時期の贈り物にも最適だ。...»
地元三芳の養鶏農家でとれた新鮮な卵を使って作った、ふんわりと柔らかいどら焼きの皮で、酪農が盛んな南房総の新鮮な牛乳で作ったバニラアイスをはさんだものが”ひゃっこい”だ。”ひゃっこい”とは、冷たいという意味で、どら焼きの下に隠れたバニラアイスの存在が、わかっていても思わず”ひゃっこい”と声に出してしまうことから名づけられたのだろう。おみやげ用としても買えるが、アイスクリームの味を満喫するためにも、ぜひ現地で食べてみてほしい。...»
千葉県南房総市の白浜町は、花の観光名所として知られ、なかでもキンセンカの生産量では日本一を誇っている。そのキンセンカを使ったご当地スイーツが”キンセンカまんじゅう”だ。 房州名物・酒まんじゅうで知られる、創業140余年の老舗菓子店「白浜堂」で販売しているのがは「きんせんかの里」。 ふっくらとしたまんじゅうに入った白あんには、キンセンカの花びらが練り込んであり、その鮮やかなオレンジ色と香りがなんとも贅沢な気分を味あわせてくれる。控えめな甘さも人気の要因のひとつ。その上品な味わいは日本茶にも、紅茶にも良くあい、お茶のおともとして人気がある品だ。...»
明治30年の創業以来、100年以上四代に渡って千葉県千倉地区で和菓子を作り続けてきた老舗「三五郎製菓」。そこの名物菓子が”三五郎の生大福セット”だ。代々受け継がれてきた技で、素朴ながらも味わい深い伝統の味が楽しめる上に、いちごやメロン、レアチーズといった新しい具材を次々と取り入れ、時代に即した味わいを提供している。近年のいちおし商品は、生大福にプリンを入れた”プリン大福”。大福とプリンという一見ミスマッチな組み合わせが、食べるとなめらかな食感と上品な甘みが絶妙で、クセになる味わいだ。...»
“かささぎの橋最中”は、海上に浮かぶパーキングエリアとして有名な「海ほたる」がある「東京湾アクアライン」の開通(1997年)を記念して作られたお菓子。東京と千葉を結ぶ架け橋となるようにと、白餡と小豆餡を使いその想いを形にした。香ばしい最中とさっぱりとした甘みの白餡とコクのある小豆餡がよく合い、最中のサクサクの歯ざわりととろっとした餡の歯ざわりも楽しい。中身の2種類の餡のコントラストが美しい、手土産やお茶請けにもおすすめのお菓子だ。 <製造者>亀や和草(南房総市)...»
千葉県南房総市にある高家神社は、「料理の祖神」を祀る神社として、料理関係者や醤油醸造業者をはじめ、全国から多くの崇敬を集めています。その歴史や由緒、祭神、現代に至るまでの役割について詳しくご紹介します。 ...»
沖ノ島は、千葉県館山市の館山湾に位置する無人島であり、陸繋島として知られています。自然環境が豊かなこの島は、南房総国定公園に指定され、館山市が管理する沖ノ島公園として整備されています。 ...»
赤山地下壕跡は、千葉県館山市に位置する、旧大日本帝国海軍が太平洋戦争中に建造したとされる地下壕跡です。正式名称は「館山海軍航空隊赤山地下壕跡」であり、現在ではその一部が一般公開されており、多くの観光客が訪れています。 ...»
明鐘岬は、千葉県の富津市と安房郡鋸南町の境界に位置する美しい岬です。この岬は、鋸山が東京湾に向かって急激に落ち込む場所にあり、その特徴的な地形と歴史的背景から観光スポットとして知られています。 ...»
館山市は、千葉県南部に位置する、歴史と自然が調和した魅力的な観光都市です。戦国時代の里見氏による統治があり、地元の食文化、伝統工芸など、文化的にも豊かな地域です。海と山に囲まれたこの地域には、家族や友人、そして一人旅でも楽しめるスポットが数多く点在しています。 館山市の概要 館山市は、千葉県南部の中心都市であり、都市雇用圏における館山都市圏の中心地として栄えています。また、館山商圏を形成し、南房総観光圏の観光都市としても知られています。市の海岸部は南房総国定公園に指定されており、美しい自然が広がっています。 観光スポット 歴史と文化を楽しむ 洲埼灯台 - 館山市のシンボルであり、...»
鶴谷八幡宮は、千葉県館山市八幡にある神社で、安房国総社としてその歴史を刻んできました。旧社格は県社で、地域住民からの深い信仰を集めています。 ...»
手力雄神社は、千葉県館山市に位置する由緒ある神社で、歴史的・文化的価値の高いスポットとして知られています。古代から地域の人々に信仰されてきた神社で、現在も多くの参拝者が訪れています。 ...»
洲宮神社は、千葉県館山市洲宮に鎮座する神社です。安房国における歴史的な神社であり、式内社(大社)の論社として知られています。旧社格は県社で、千葉県内の重要な神社の一つとして多くの参拝者に親しまれています。 ...»
安房国分寺は、千葉県館山市国分にある真言宗智山派の寺院です。奈良時代に聖武天皇の詔によって建立された全国の国分寺のうち、安房国における国分僧寺の後継寺院とされています。本尊は薬師如来で、山号は日色山と称します。この地に古代の歴史を刻む安房国分寺跡(千葉県指定史跡)も存在しており、古代から現代まで続く文化と信仰を感じることができます。 ...»
大寺山洞穴遺跡は、千葉県館山市沼に位置する海蝕洞穴遺跡です。この遺跡は館山市指定史跡として「大寺山巌窟墓及び出土品等」の名称で保護されています。5世紀から7世紀にかけて使用されたと考えられる洞穴墓は、貴重な考古学的資料を提供し、地域の歴史を深く理解する鍵となっています。 ...»
洲埼灯台は、千葉県館山市の洲崎に位置する灯台です。南房総国定公園内に立地し、東京湾への入口を見守る歴史的灯台として知られています。国の登録有形文化財に登録されており、歴史的価値と観光名所としての魅力を兼ね備えています。 ...»
海底神社は、千葉県館山市の波左間海中公園内にある、日本でも珍しい海底に設置された神社です。水深18メートルの場所に鳥居があり、社殿は水深12メートルに鎮座しています。ダイバーの参拝も可能で、海難事故防止や心の安らぎを祈る場所として親しまれています。 海底神社の概要 この神社は、1997年7月20日に設置されました。もともとは千葉県館山市にある歴史ある洲崎神社を分社し、ダイビングの安全や海難事故防止を祈願するために設立されたものです。毎月1日と15日には祭祀が行われ、設置された日を記念した7月20日には大祭が開かれます。また、毎年正月にはダイバーによる初詣が行われるなど、ユニークな神社として...»
高ノ島は、千葉県館山市富士見に位置する陸繋島です。かつては本土から切り離された島でしたが、関東大震災の影響で隆起が発生し、現在は陸続きになっています。同じく館山市にある沖ノ島の東側に位置し、その歴史的背景や自然、文化的価値から多くの関心を集めています。 ...»
千葉県館山市に位置する「たてやま温泉郷」は、館山湾沿いに広がる複数の温泉地を総称した温泉郷です。温暖な気候、美しい海岸線、そして豊かな自然に囲まれ、訪れる人々に癒しとリフレッシュの時間を提供します。 ...»
房州うちわは、千葉県南房総市や館山市を代表する伝統的な工芸品で、京うちわ(京都府京都市)、丸亀うちわ(香川県丸亀市)と並び、日本三大うちわの一つに数えられます。その製作には多くの工程があり、全て手作業で行われることが特徴です。 ...»
南房総市は千葉県南部に位置し、関東地方および千葉県の最南端にあたる自治体です。観光都市として知られ、市域の多くは森林セラピー基地や南房総国定公園に指定されています。自然豊かな地域で、歴史的名所や美しい景観が訪れる人々を魅了します。 2006年(平成18年)に、7つの町村が合併して誕生しました。この地域は温暖な気候を活かし、農業や漁業が盛んなことで有名です。 特徴的な産業 南房総市では、花卉栽培が盛んで、特にアイリスやキンセンカが有名です。また、房州ビワの産地としても知られ、生産量は日本一を誇ります。 酪農業も歴史が深く、日本酪農発祥の地として名高い峯岡牧をはじめとした牧場が点在していま...»
石堂寺は、千葉県南房総市石堂に位置する天台宗の寺院です。山号は長安山、院号は東光院と称し、本尊には十一面観世音菩薩が祀られています。安房国三十四観音霊場第20番札所であり、東国花の寺百ヶ寺の千葉14番にも指定されています。 南房総最古の寺院であり、国指定重要文化財をはじめとする歴史的価値の高い建築物が点在し、自然に囲まれた静かな境内は訪れる人々の心を癒してくれます。由緒ある文化財を数多く所蔵しており、地域の歴史と文化を伝える重要な寺院です。 石堂寺の概要 由緒と歴史 石堂寺の創建には複数の伝承があります。726年(神亀3年)に行基が開創したとされる一方で、708年(和銅元年)に奈良の僧...»
真野寺は、千葉県南房総市にある真言宗智山派の寺院です。「真野大黒」としても知られ、特に「朝日開運大黒天」と呼ばれる大黒天像で有名です。山名は高倉山。本寺は歴史的価値が高く、独特な文化財や行事を通じて多くの人々に親しまれています。 ...»
千葉県南房総市にある眺尾橋は、長尾川に架かる美しい石造アーチ橋で、「めがね橋」という愛称で親しまれています。3連のアーチ構造は全国的にも珍しく、関東地方では唯一の例です。 ...»
千葉県南房総市の野島崎に位置する野島埼灯台は、日本の洋式灯台として重要な歴史を持つ施設です。白亜の八角形をした大型灯台は、江戸条約灯台の一つとして知られ、日本の灯台50選に選定され、国の登録有形文化財にも指定されています。南房総国定公園内にあり、観光地としても多くの人々に親しまれています。 ...»
大房岬は、千葉県南房総市富浦町多田良に位置する自然豊かな岬です。館山湾と富浦湾の境目に突き出たこの岬は、地名の「大房」から「たいぶさ」という読みが連想しにくく、難読地名としても知られています。周囲の美しい自然や豊かな歴史が魅力で、多くの観光客が訪れるスポットとなっています。 ...»
白浜温泉は、千葉県南房総市に位置する南房総温泉郷の一つです。太平洋に面し、年間を通じて温暖な気候に恵まれたこの地は、観光地やリゾート地として多くの人々に親しまれています。温泉郷には複数の温泉が点在し、それぞれ異なる泉質や風景を楽しむことができます。 ...»
千倉温泉は、千葉県南房総市に位置し、南房総温泉郷の一つに数えられます。 この地域には、千倉海岸温泉や千倉海底温泉、千倉瀬戸浜温泉、千倉元湯温泉、しあわせ温泉など、いくつかの温泉地が集まっており、 これらを総称して「千倉温泉郷」と呼ぶこともあります。南房総国定公園に指定されている美しい海岸線が温泉地の特徴です。 ...»
南房総岩井温泉は、千葉県南房総市に位置する南房総温泉郷の一つで、通称「岩井温泉」とも呼ばれています。海と山に囲まれた温暖な気候の中で、美しい自然と豊富な温泉資源を楽しめる観光地として知られています。...»
千葉県南部に位置する鋸南町は、自然豊かな風景や歴史的な名所、文化的な魅力を持つ町です。東京湾に面した立地と、房総半島の美しい山々に囲まれたこの地域は、多彩な観光スポットや特色あるイベントで訪れる人々を魅了しています。 地理と特徴 鋸南町の地理的な位置 鋸南町は千葉県の房総半島南西部にあり、東京湾岸(内房)に面しています。東京から約60〜70kmの距離に位置し、東京湾アクアラインを利用することでアクセスも便利です。町域は東西約10.75km、南北約7.3km、総面積は45.19平方キロメートルです。 自然環境 町内には鋸山(標高329.4m)や嵯峨山(315.5m)などの山々、佐久間ダ...»
保田妙本寺は、千葉県安房郡鋸南町吉浜に位置する歴史ある寺院です。正式名称は「中谷山妙本寺」。富士門流に属し、宗教的な重要性だけでなく、豊かな歴史と地域の文化を今に伝える場所として知られています。 ...»
菱川師宣記念館 は、千葉県安房郡鋸南町に位置する美術館であり、「浮世絵の祖」 と称される菱川師宣の功績を称える施設です。昭和60年(1985年)3月21日に、師宣の生誕地であるこの地に開館しました。 ...»
漁業が盛んな千葉県の南房総市の漁師たちが、船上で食べていたのが始まりといわれる料理で、焼き魚や煮魚で食べた魚の頭や骨をお椀にのせて、熱湯を注いで食べるのが”骨湯”。即席の”アラ汁”のようなもので、カマやホホ、ヒタイ、骨の周りについた身を味わうだけでなく、目玉もご馳走として食べ、骨の隋から染み出た旨みまでを汁で楽しむ。漁師が魚に感謝する気持ちと、食べ物を大切にする姿勢からうまれたおいしいエコ料理だ。...»
房総半島の最南端、白浜町。”ワカメうどん”は白浜地元産のワカメとうどん粉だけをあわせて丁寧に手打ちされたうどんだ。7分の1を生ワカメが占めた麺は、透き通るような翡翠色で磯の香りがほのかに残り、なめらかな口当たりともちもちとした食感が特徴だ。房総半島の南端野島崎灯台のそばにある「元祖わかめ打ち込みうどん 奴凧」で食べられる。うどんメニューは16種類。とくにしょうゆ味の汁に肉のダシがきいている肉盛うどんが評判。一度食べるとクセになる味わいだ。...»